森を見るには木を知る必要
勉強をするときに大事なこととして,全体像を把握することが挙げられます。
木を見て森を見ず,にならないように,ということですね。
確かにそのような面があるのは事実です。
ですが,いきなり全体像を把握しろといわれても分からないこともありますし,
結局森を構成しているのは,1本1本の木であります。
木を知ることなく,森を理解することはできないのではないでしょうか。
木をたくさん知ることで,結果として森になる。
木から始めることがあっても良いと思うわけです。
ジグソーパズルの作り方
これは,ジグソーパズルと同じです。
バラバラな状態のジグソーパズルを渡されたら,どうするでしょうか。
とりあえず片っ端から正しくなりそうな部分を組み合わせていきますよね。
もちろん,完成の見本があれば話は別かもしれませんが,
そういったものが無ければとりあえず手当たり次第手を付けていくでしょう。
そうすると,組合せに成功した部分から,だんだんと全体像が見えてきます。
そして,1回でも完成させてしまえば,2回目以降はグッとラクになりますよね。
部分を極める→全体を理解する→また部分に戻る
この流れがあります。
トライアスロンもきっと同じ
トライアスロンは,スイム→バイク→ランの3種目からなります。
全体としてはその3つなのですが,すべてを同時に行うことはできません。
やるときは,1つ1つ。練習も,まずは各種目ごとです。
いきなり3種目同時に行うことは,超人以外不可能でしょう。
まずは各種目ごとに練習を重ね,それぞれのレベルを高めたら,
3種目つなげてやってみる。
そうすることで,全体感をつかむことができます。
その上で,自分の弱い部分をみつけ,そこを鍛えるのです。
これも,
部分→全体→部分
という構成です。(まだやったことないので憶測です(^^;))
木も森も見よう
「木を見て森を見ず」という状況に陥らないことは大切ですが,
「木を見ずして森を見る」という状況も好ましくないでしょう。
狭い視野,近視眼的になっていないか気をつけるとともに,
全体ばかり追いかけ,細かい部分から目をそむけていないか。
両方の視点を持てたら良いですね。
ないすとぅみーとぅ!
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