なぜたった3ヶ月で初段を取ることが出来たのか。
これから初段を目指す人にとって,
もしかしたら1ミリくらいは役に立つかもしれないので,
備忘を兼ねて書き連ねることにする。
過去の記事は以下からどうぞ。
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その1~きっかけはいつも単純~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その2~感覚でいいこともある~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その3~一棋生はハイリスクだが価値は大きい~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その4~逆算できるものは逆算で~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その5~最初に読んだ本~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その6~とっつきにくいことは細かく分割せよ~
★★★★★★★★★★
9路盤,13路盤を経て19路盤へ
はじめの2週間ほどは,9路盤と13路盤でひたすら対局していた。
週2回のリアル教室以外でも,
石音(いしおと)というインターネット対局サイトで対局を重ねた。
移動時間のほとんどは囲碁の本を読んでいるか,
囲碁クエストというアプリをやっていた。
9路盤,13路盤に慣れ,19路盤も徐々に打つようになったのが8月の前半。
9路盤から13路盤のときもその違いに驚いたが,
13路盤から19路盤のときはその比ではなかった。
前者は中学日本一と高校日本一の差くらいだが,
後者は高校日本一とトッププロの違いくらいある印象だ。
始めて1ヶ月そこらで19路盤をまともに打てているのは,
はっきりいって奇跡に近いらしい。
これも4人の師匠たちのおかげだ。
朝5時に起床して厳しい指導を受け,
仕事から帰ってまた夜0時過ぎまで厳しい指導を受ける。
そんな日々が続いた。
初めての対外試合
8月のお盆シーズンは,講義が少なくなるので仕事はちょっとラクになる。
ここで一気に19路盤に慣れておきたかった。
お盆とはいえ平日の昼間っから,
有楽町の囲碁センターへ乗り込んだ。
この写真は対局後に撮ったので人が少ないが,
来たときはすべて爺で埋まっていた。
爺8割,婆1割,子供0.8割,若者0.2割,そんなイメージだ。
最近19路を打ち始めたばかりということで,
棋力もいまいちわからないまま,
あいていた人に打っていただいた。
僕が2子置かせてもらっての黒番。
なんとかぎりぎり勝つことが出来たが,
僅差だったと記憶している。
記念すべき対外試合のお相手は82歳。
囲碁をやっていると心も体も元気でいられるという。
20級からのスタートだった
その翌日,
1桁級をめざすあなたのためのはじめての宝酒造杯!
という大会に参加した。
これも実戦を積むためだ。
残り2ヶ月,大事なことは19路盤での対局をたくさん重ねること。
時間さえあれば対局するようにした。
参加者の中で1番下のレベルだ。
他のフロアではプロ棋士の指導碁などもあって,
賑わいを見せていた。
大会は3局。
僕は2勝1敗だった。
圧勝は1つもなかった。
本当にこのときの棋力は20級前後だったのだろう。
僕のことを年上だと勘違いしていたようで,
年下だと知った瞬間から態度が一変した。
彼もこの日は2勝1敗だった。
酒の飲めないドンキーから2本いただき,計4本となった澪(みお)。
やっぱり美味しいと思った。
大会2ヶ月前にはまだ20級だったのだ。
そう思うと,よく2ヶ月で初段まで持って行けたもんだと,
我ながら感心する。
会計士受験で培った上達のコツが活かされのだろう。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
我慢していた本を大量に買ったせいで,
部屋が本だらけになっています(^^;)
【10月走行距離】
80.0km/200km
【1日1挑】
タフグミ
ないすとぅみーとぅ!
コメント
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