日本で300年先を考えているのは孫正義と西順一郎だけかもしれない。

気づき
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孫正義 300年王国への野望。

孫さんの会社設立から現在まで。
孫さんのみならず、孫さんを取り巻く人たちを含めたストーリー。

当時どんな心境で、
名もない日本ソフトバンク
(当時は日本ソフトバンクという社名。
そこから、世界へ!ということもあり、
日本を削除してソフトバンクに。)
に入社したのか。
どんな風に誘われたのか。
その時の会社の状況はどうだったのか。
周りの環境はどうだったのか。

単に時系列になっているわけでもなく、
人に焦点が合っている本です。
序盤は、この当時話題となっていた、
ARMの買収話から始まります。

とにかく、300年続く会社にしたい。
そのためにどうするか。
そのことだけを「脳がちぎれるほど」考えている孫さん。
5年10年誤差のうち、ということを言っている人もいますけど、
孫さんにとっては、50年100年誤差のうち、
なのかもしれません。

ソフトバンクのサービスを1度でも利用したことのある人、
孫さんの頭の中を知りたい人は、読んでみて下さい。

話は変わり、西順一郎。

西研究所
地上にMG/MT/MXを、そして全員経営を

MG(マネジメントゲーム)の開発者です。
それ以外の大きな発明として、
MX(マトリックス会計)があります。

1400年代から続く、複式簿記。
これって、もう600年前のシステムなのです。

こんな古いシステムが現代まで続いている理由は、主に2つでしょう。

1つは、よくできたシステムだから。

1つの事象を2つの面から見る。
これが素晴らしいのです。

コンビニに行って水を買う、という1つの出来事を、
1.お金を払う 2.水を得る
と、2つに分けて記録しておくのです。

ずっと続くのには、やはり、何かしらの理由があるもの。
複式簿記は、会計ルールとして優れているのです。

 

もう1つは、代替となるものが出てこないからでしょう。

大企業にありがちな、悪しき習慣。
みんながそれを当たり前と思っていて、
なんか面倒なシステムだなーと思っても、
そんなもんかとスルーしてしまい、変わらない。
そういうことってありますよね。

複式簿記も、そんなものの1つかもしれません。
とりあえずみんな使っているから使う。
誰も疑問を持たないから使う。
結果、それがスタンダードであり続ける。

ここに風穴をあけるのが、マトリックス会計です。
300年先の会計とも言われています。
すぐには置き換わることはないでしょう。
私が生きている間でも、どうなるか分かりません。
ただ、300年後にはおそらく、
複式簿記は形を変えているかもしれない。
それくらい優れたシステムです。

なんたって、紙1枚に、BS(2期分)とPLとCFが出てくるんです。
画期的ですよね。
日本で300年先を考えているのは、
孫正義と西順一郎しかいない!
と言ってもいいかもしれません。

そんな2人が生きている現代日本は、
実はとても素晴らしい時代なのです。
今のうちに、たくさん学んでおきたいものです。

MG、ご興味あれば、連絡下さい。
次回の会援隊MGは、3月21日(祝)。
まだ枠はありますので。

★★★★★★★★★★

【編集後記】

今日はMG2日目です。
夜は簿記チームの新年会!
OBがたくさんいらっしゃるので楽しみです。

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