なぜたった3ヶ月で初段を取ることが出来たのか。
これから初段を目指す人にとって,
もしかしたら1ミリくらいは役に立つかもしれないので,
備忘を兼ねて書き連ねることにする。
過去の記事は以下からどうぞ。
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その1~きっかけはいつも単純~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その2~感覚でいいこともある~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その3~一棋生はハイリスクだが価値は大きい~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その4~逆算できるものは逆算で~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その5~最初に読んだ本~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その6~とっつきにくいことは細かく分割せよ~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その7~2ヶ月前は20級でした~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その8~コーナーよりペナルティ~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その9~囲碁も受験も全国模試を受けよう~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その10~真剣勝負で弱点をあぶり出せ~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その11~囲碁での死は人生の死に通ずる?~
★★★★★★★★★★
全国模試以降のマンネリ感
全国模試の位置づけで臨んだ9月22日の大会以降,
囲碁に対する情熱が以前よりも何となく落ちているような感じがしていた。
対局が面倒に感じるようになってしまったのだ。
仕事で出張が重なったり,
原稿業務が本格化する時期に入ったことも原因としては考えられる。
だが,おそらくこれは,いわゆるマンネリだ。
対局,詰碁,手筋など,同じことの繰り返しに,
拒否反応が出始めたのだ。
これは何かを継続していく場合,
必ずといっていいほど直面する問題だ。
このときにどのような対処をするかで,
その後の結果が大きく変わってくる。
受験にもマンネリはある
受験勉強などは,まさにピッタリ当てはまるだろう。
会計士を目指そうと思って受付に行き,
申込用紙を提出した瞬間は,
「これで俺も生まれ変われる!」
「会計士になってモテモテ人生や!」
と目を輝かせていたものの,
いざ受験勉強がスタートし,
1ヶ月,2ヶ月と時を重ねるうちに,
「なんでこんな辛い思いをしてまで勉強してるんだ?」
「会計士にならなくてもモテてる人なんてゴマンといるやん?」
と,初めの頃の情熱が徐々に失われていく。
成績もある程度まで伸びた後,
なかなか伸びなくなって,
だんだん勉強自体が嫌になってくる。
「基礎を繰り返しやることが大切だ!」
とO先生に言われてその通りにしてみたものの,
ホントに意味あるの?と疑念が生じ始める。
まさにマンネリだ。
このように感じたタイミングこそが,実は大事な急所なのだ。
マンネリは伸びる前の準備段階
ここで一踏ん張りできるかどうかが,
その後の伸び率にかなり影響してくる。
伸びる前には伸び悩むものなのだ。
なるべく高く跳ぼうと思ったら,
一度ひざを思いっ切り曲げてしゃがみ込む必要があるのと同じだ。
ここで手を抜いてしまっては,大きく伸びるチャンスを逃すことになる。
※囲碁の本を持って行きつつもまったく読まずに,
ただ飲んだくれになる出張先での写真。
これではチャンスを逃してしまう(^^;)
2本でやめたのでセーフだ。
ここで完全に囲碁から離れることなく,
最低限の問題を解くなどやれる限りのことをやり続けたことが,
合格につながったのだろう。
マンネリを感じたときこそがチャンスなのだ。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
囲碁初段シリーズ,長くなって参りました。
そろそろ終わりにするつもりですので(^^;)
【10月走行距離】
80.0km/200km
【1日1挑】
めんたい煮こみつけ麺
ないすとぅみーとぅ!
コメント
[…] たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その12~マンネリは大歓迎~ […]