同じ問題を何度も繰り返せ
勉強法ではよく言われることです。
100問を1回解くより、厳選した10問を10回解く方がいいってことですな。
簡単めの問題を何度も何度も解くほうが、
最終的な結果はよくなりやすいです。
これはその通りだと思います。
A予備校とB予備校とC予備校の全部の問題を1回転するより、
A予備校の問題を3回転させたほうが圧倒的に効果的かつ効率的です。
(あ、時間が無限にある人はABCを全部3回転させる作戦もありです)
ポイントは、少ない問題をいかにたくさん解くか、
ということなのですが、
その際の敵は、飽き。
同じ問題を何度も解けと言われても、
「いや、これこないだも解いたし。もう解けるし。分かってるし。」
みたいになりがちです。
それを避けるために、1問を10回、別の解き方で解いてみる。
さすがに減価償却の定額法は10通りもないかもしれませんがw、
同じ問題を別の解法で解けないか考えるのは、
とてもためになる勉強法です。
記憶にも残りやすくなります。
資本連結の問題であれば、
・TT(タイムテーブル)も仕訳も書いて解く
・TT書かずに仕訳だけ書いて解く
・TT書いて仕訳書かずに解く
・TTも仕訳も書かずに解く
・PL→SS→BSの順に解く
・BSから解いてみる
・仕訳を全部集計して解く
・TTから直接集計して解く
・電卓使わずに解く
・時間を制限せずに解く
・時間を短く絞って解く
・解答用紙使って解く
・解答用紙を見ずに解く
・問題文を下から読んで解く
・TTの書き方を変えてみる
etc.
無理やり感があるのは否めませんが、
同じ問題でも意識する箇所を変えていくと、
様々な解き方ができるのです。
複数のメソッドを試す。
同じ問題を、より早く正確に解けないか考える。
それこそが、意味ある学習法になります。
マンネリを感じたら、試してみてください。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日は原稿校正、修正。
夜は水道橋の講義です。