「値決めは経営」
稲盛和夫さんの有名な言葉です。
値決めは経営者の仕事であり,
経営の根幹となる部分です。
では,いったいどのような値決めをすればよいのでしょうか。
会社は儲けなければいけませんから,
しっかり考えた値決めをする必要があります。
価格が高すぎると
たくさん儲けようと思ったら,
たくさん売るか,高く売るかのどちらかです。
たくさん売るには規模が必要ですが,
物量や人的資源の関係から,限界がありますね。
一方,価格は自分でいくらにでも設定できます。
上限はないに等しいのです。
コンサルサービスを1万円で売ろうが100万円で売ろうが,
すべでは自分次第。
で,たくさん儲けようと思って,
高い値付けをしたらどうなるかというと,
やっぱり売れなかったりするんですよね。
競合他社がいますから,
自分より安い会社に顧客を奪われてしまいます。
自分の利益の最大化だけを狙っていても,
なかなかうまくはいかないのです。
安すぎると
高いと売れないので,安くしてみました。
今度はどんなことが起こるでしょうか。
確かに,買ってくれる人は増えるかもしません。
しかし,価格を下げた結果,
儲けの幅が一気に小さくなり,
忙しくなった割に全然儲かっていない,
という状況に陥ってしまう可能性が高いです。
安ければ良いというわけでもなさそうですね。
牛丼業界も,280円時代は苦しくて仕方なかったはずです。
(いまでも十分安いと思いますが)
ちょうど良い価格とは
ではどういう価格付けが良いのでしょうか。
それは,
自分の利益を十分確保出来て,競合よりもちょっとだけ安くて,お客さんが出してもいいと思うギリギリの価格
です。
利益がちゃんと出せる価格じゃないと自社が倒れてしまいます。
かといって高すぎると売れません。
お客さんが出せる最大価格,
かつ競合に勝てる価格。
このような値決めができれば気持ちよく売れます。
でも,これが難しいんです。
経営の難しいところはやっぱり価格付けでしょう。
ちょうど良い価格決定をする感覚をつかめたら嬉しいですよね。
なんと,それがゲームで楽しく出来ちゃうんですよ。
MG(マネジメントゲーム)
です。
高すぎて売れない,安すぎて儲からない。
どちらも経験できます。
儲かる価格付けもわかります。
次回は2016年1月30日に開催します。
早割で10000円。
丸1日で4年分の経営を体験できて,
しかもこの価格というのは,
安すぎる値付けなんですけどね笑。
もうけを追求してませんからいいんです。
ちょっとでも興味があれば,
お問い合わせ下さい。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
朝は強烈な雨でしたが,すっかり良い天気になりました。
週末は宮崎のマラソン大会です。
なんとか晴れそうで良かったです。
【今朝の体重】
64.5kg
【昨日の1日1挑】
とある会社の社内MG
横浜市技能文化会館
ないすとぅみーとぅ!