致知2018年11月号を読みました。
2点、ピックアップします。
★
ノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんの言葉。
私の研究がうまくいったのは、何かしら興味関心を持ったことや疑問に感じたことに対して、そこから脇道にそれず、途中で投げ出したりせず、ゴールに辿り着くまでただそれだけをやり続けたからだと思います
ほんとそうだよな!と。
これは何も、ノーベル賞級に限らないと思うんです。
興味関心を持ったら、
最後までとことんやってみる。
脇道にそれず、ただただそれだけに没頭する。
そうすることで、何事も、
良い結果が生まれるのでしょう。
仮に結果が生まれなくても、
自分の中に強く強く、何かが残ります。
何かを習得するときも、そうです。
逃げずに向き合い、とことん追究する姿勢を持つこと。
それでこそ、習得できる。
初めて自転車に乗る練習をするとき、
とにかく早く乗りこなしたい一心で、
転んでも転んでも、何度も乗り続けましたよね?
あんなイメージです。
身につけるまで、他に目もくれないことが大切。
読書するときも、
気になる言葉があったり、疑問が出てきたり、
難解な箇所があったら、適当に流してしまわずに、
向き合ってみる。
そうすることで、自分の血となり肉となる。
使える知識、知恵を得られるのです。
★
もう1点は、致知40周年に送られた、
松岡修造さんのお祝いコメント。
四十周年おめでとう!ありがとう!そしてこれからもよろしく!
この一冊にあるすべてのビックリマークが、
ここに凝縮されているのではないでしょうかw
文章から伝わる、松岡修造さんらしさに、
まさに、「!」と感じたのでした。
これだけ、キャラが確立されている致知読者も、
あまりいないでしょうね。
キャラ。
相手にとっての印象。
それをどれだけ持っているか。
キャラがあると、印象に残りやすい。
キャラ通りの行動でも残りますし、
修造さんが致知なんて、意外!
といった、逆の意味でのプラス効果もあるでしょう。
根本には、彼のアツさがある。
そして、それは悪い印象ではない。
いかに良い印象を残せるか。
良いキャラ作りをできるか。
人の記憶に残る人間になるためには、
こういったことを考える必要がありそうです。
それがまさに、自己を丹誠する、
ということなのかもしれません。
真心を込めて、自分という人間を、
育てていきたいものです。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日は原稿を進めて、
夕方から、公園へお花見へ。
外を走るのにちょうどいい気候でした。
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