「脳には妙なクセがある」より、受験に役立ちそうな部分をご紹介します。

勉強法
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「妙」

字の形や響きが、なんとなく好きです。

みょうみょう。

ミョウミョウ。

 

もっとも効果的な勉強法とは?

勉強は、教科書を復習するより、問題を解くほうが効果的だ。そうほのめかす論文が発表されました。より専門的に説明すれば、「入力を繰り返すよりも、出力を繰り返すほうが、脳回路への定着がよい」ということになります。

簿記のテキストをいくら繰り返し読んでいたとしても、

簿記の問題は解けるようになりません。

インプットをひたすら繰り返していても、成績の伸びは期待できません。

アウトプットをすることで初めて、使える知識になるのです。

 

私はよく、「テキストが一番大事です!」と言っています。

それは、テキストを「読む」ことが大事という意味ではなく、

テキストの内容を「身につける」ことが大事ということです。

で、身につけるためにどうすればよいかというと、

例題を「解く」こと、すなわちアウトプット(=出力)することなのです。

例題って、簡単ですし、講義で説明されるから、

復習時にちゃんと解かない人が多いんですよね。

もったいない。

MOTTAINAI。

 

 

本番で実力を発揮するには?

一回の試験で人生が決まってしまうような強いプレッシャーのかかる状況では、普段どおりの実力を発揮することは誰も困難なはずです。そんなときはどうしたらよいのでしょうか。博士らが提案する対応策は「試験への不安を書き出す」ことです。

これは意外でした。

 

確かに頭の中で不安に思っていることを紙に書き出すことで、

スッキリする効果はあるでしょう。

「こういうことで不安なのか」と自覚できます。

そこさえ潰すことができればいいわけです。

緊張して結果が出せない人は試してみてはいかがでしょうか。

(もともと緊張しない人にはあまり効果が無いようです)

 

就寝前は記憶のゴールデンアワー

睡眠の効果を最大限に利用するためには、起床後の朝ではなく、睡眠直前の夜に習得したほうがよい

著者の池谷裕二さんも、寝る前は極力仕事をしているようです。

勉強しながら寝落ちするのが理想的ですね。

寝る前にLINEで誰かとやりとりしたりだとか、

寝る前にスマホゲームをするとか、

ちょっともったいないですね。

MOTTAINAI。

 

身体運動を伴うとニューロンが10倍強く活動する

身体活動を伴うとニューロンが10倍ほど強く活動することが読み取れます。同じモノがヒゲに触れ、同じ感覚刺激が脳に伝わっているにもかかわらず、脳の反応がこんなにも違うのです。

実験者がネズミのヒゲにモノを接触させたときより、

ネズミが自らヒゲを動かしてモノに触れたときのほうが、

脳の活動が活発だったのです。

やはり、ただテキストを眺めて覚えるよりも、

書きながら覚えるほうが効果的だといえるでしょう。

 

 

 

他にも、

「直観」と「直感」の違い、

よく生きるとはどういうことか、

など、面白く読むことができました。

受験特化なら、こちらもオススメです↓

★★★★★★★★★★

【編集後記】

今日は、お手伝いしている会社の先輩の結婚式二次会です。

久々にガッツリ飲もうと思います笑。

 

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