先日、海での初心者向け講習会に参加してきました。
とても良かったのでシェアします。
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横浜市トライアスロン協会では、NISSAN CUP神奈川トライアスロン大会および横浜シーサイドトライアスロン大会に参加を希望する方などを主な対象に、オーシャンスイムセミナーを開催いたします。初心者の方々が自信をもってスタートできるよう基礎技術をレッスンし、セミナー終盤では模擬レースを体験いただきオーシャンスイムのコツを習得。緊急時やパニック時の対応など、安全についても学習いたします。
タイトルどおり、初心者向けでした。
参加者の大半が、これからデビューする人たち。
あるいは、デビューしたけど、スイムでリタイアした人。
(私もそのうちの1人ですな。。。(^^;))
まず教えられたのは、
トライアスロン≠スイム+バイク+ラン
であること。
あくまでもトライアスロンはトライアスロンであって、
スイムとバイクとランの足し算にはならないのです。
スイムの練習だけでは競泳の練習になってしまうし、
バイクの練習だけでは競技バイクになってしまうし、
ランの練習ではマラソンの練習になってしまうのです。
そうではなくて、
トライアスロンのなかのスイム・バイク・ラン
を練習しないとアカンとのことでした。
当然、意識することはまったく違ってきます。
特にスイムは、最初の競技であり、
いかに疲れを残さずに泳げるかがポイントです。
50mを早く泳げるようになっても、
1.5kmが2kmになってしまったらまったく意味ない
はい。これね。
当たり前だけど見逃しがちなポイントに気づかされました。
レースで最も避けねばならないのは、
蛇行です。
コースが1.5kmに設定されていたとしても、
まっすぐに泳げなければ、2kmになってしまうこともあります。
そうすると、もはや50mのタイムをいかに早めても、
まったくもって無駄になってしまいます。
それよりも、いかにまっすぐ泳ぐか。
無駄な距離を泳がないかが大事なのです。
目標地点に向かって一直線に進む力。
これがめちゃめちゃ大切。
講習会では、目を瞑って25m泳いでみました。
どうなると思います?
これがね、面白いくらいに曲がるんですよ。
仲間と参加してたんですが、
熊チームの熊さんは、90°くらい右に曲がってました。
プールには目印が付いていますし、
ロープもあるから曲がりたくても曲がれません。
あれは、コースに泳がされているだけだったのです。
まっすぐ泳ぐことの難しさを思い知らされました。
逆に、自然とまっすぐ泳げるようになったら、
すごく楽だろうなぁと。
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これって受験勉強でもそうなんですよね。
特に財務の計算はそうです。
求めたい数値に一直線に向かえるかどうか。
無駄な資料を読んだり無駄な処理をしていないどうか。
そこで時間を使ってしまうのです。
いくら個々の取引の処理スピードを早めても、
解く順番次第で無駄になる可能性があります。
これからどの数値を求めたいのか?
そのためにどの資料を読む必要があるのか?
最低限の時間で得点を狙いに行きましょう。
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その他、スイム講習で学んだことです。
・5分に1回に水分補給
熱中症がこわい。こまめにちょっとずつ。
・ウエットにたっぷり水を入れて密着させる
たっぷり入れましょう。
・髪の毛じゃなく頭皮を濡らしてからキャップかぶる
そうしないとキャップとれちゃう。
あと前髪も垂らさず後ろに。
・最初の100ストロークを数えることで無心になる
スイムは最初が最もこわい。
そこを乗り越えるために数える。
数えれば、100mくらい進んだことになる。
進んでいる実感も得られて自信になる。
・スタートは自分で決断する
周りに流されてなんとなく決めない。
自分で決めて泳ぎ始めることで不安解消。
流れに乗っっちゃうから、「いかなきゃいかなきゃ」と焦る。
・腕は曲げないほうがいい
腕をかくというよりも、前に出した手を中心に、
ぐるっと円を描くイメージで逆の手を前に持ってくる。
・息継ぎは上を見すぎるくらいでいい
どうせ海では波もあるし、ちょっとしか顔を出さないなんて無理。
空を見るくらいでちょうどいい。
・ブイから3m離れたところを回る
ブイ付近は人が多いし、全然進めない。
・ブイでの方向転換は泳ぎながらではなく止まって向きを変える
確かに言われてみればそうだ。
止まって方向転換したほうが楽に回れる。
今週末のレースにプラスになることばかりでした!
初心者にはもちろん、経験者にもオススメです!
★★★★★★★★★★
【編集後記】
黙々と原稿を進めています。
17目標直前答練のチェック。
19目標のテキスト。
今週の仕事は木曜までなのでどんどん進めねば。
【昨日のトレーニング】
なし