バラモンキング2017完走記その18~頼ることは失うこと~

トライアスロン
スポンサーリンク

 

バラモンキング2017の完走記シリーズ。
過去記事は↓↓↓

バラモンキング2017完走記その1~ゴール後の感情とは~

バラモンキング2017完走記その2~きっかけは2014年9月1日~

バラモンキング2017完走記その3~ポセイ丼?なにそれ美味しいの?メンバー紹介~

バラモンキング2017完走記その4~過去のレースは3勝4敗~

バラモンキング2017完走記その5~バラモンキングまでのプランニング~

バラモンキング2017完走記その6~トライアスロン第5の種目~

バラモンキング2017完走記その7~これ見よがしにポロシャツを~

バラモンキング2017完走記その8~なりたいように振る舞いなさい~

バラモンキング2017完走記その9~やさしさ半分のアイツ~

バラモンキング2017完走記その10~完走パンの新たな事実~

バラモンキング2017完走記その11~懐の深さを見せつける五島~

バラモンキング2017完走記その12~それぞれの開会式~

バラモンキング2017完走記その13~言い訳要素を排除せよ~

バラモンキング2017完走記その14~前々夜~

バラモンキング2017完走記その15~レース前日~

バラモンキング2017完走記その16~いける気がしたスタート直前~

バラモンキング2017完走記その17~1周目の途中までは順調に~

折り返してからフラッフラ

最長の直線をロープを頼りに泳ぎ切り、右に曲がる。
少し泳いでまた右に折れると、また長い直線だ。

その直線は非常にしんどかった。
まったくもってまっすぐ進めないのだ。
ヘッドアップをしないで5ストロークくらいすると、
とんでもない方向にすすんでいる。

ロープに頼る弊害かもしれない。

何かに頼ることは、別の能力を発揮する機会を奪うことになる。
エスカレーターやエレベーターのおかげで
楽に移動ができるようになったわけだが、
そのせいで下半身の筋肉を使う機会が減っているのだ。

携帯が普及したおかげで緊急連絡ができるようになったわけだが、
ドタキャンしやすくなったのも事実。

何事も、良い面と悪い面の両面を見る必要があるだろう。

 

とにかく、右に左にフラッフラ。
まったく安定しなくなってしまった。
結果的にヘッドアップの回数を増やさざるを得ず、
ペースもどんどん落ちていく。

しかし、焦りはほとんどなかった。
進行方向さえ確認してしっかり進めば、
ゴールできる確信があった。

最後のブイを曲がって、
少しずつ応援の音が大きくなってくる。

あぁ、懐かしいこの感じ。
2年前よりも落ち着いて泳げている。

1周目が終わった時点で時計を見ると51分ほど。
2年前よりも4分速い。
2年間で4分しか速くなっていない事実にちょっと切なくなりつつも、
ゆっくりしている暇はない。
お湯をもらって口に含み、2周目に進んだ。

このまま行けば1時間45分くらいでクリアできそうだ。
それなら、十分すぎるくらいである。

 

逃げ馬タイプにはツラいトライアスロン

後で結果を見てみると、
このときすでにえぇ。。さんやみよっしーは、
2周目の後半に差し掛かっている。
スイムでアドバンテージが取れるのは本当にうらやましい。

フルマラソンやウルトラマラソンでは、
僕はわりかし逃げ馬タイプで、
前半に貯金をつくってそれをちょっとずつ使っていく。

心が弱すぎるので、そういう戦略じゃないとすぐ諦めてしまう。

だがトライアスロンでは最初のスイムで莫大な借金を背負い、
それをせっせと返済していかねばならない。
この展開は得意ではないのだ。

 

ちなみにこんな風に、
前日にスイムキャップをずっと被っていたことで、
頭のサイズにぴったり合うようになっていた。

スイムが苦手な僕はできる限りリスクを低くしておく必要があるのだ。

 

2周目に続く。

★★★★★★★★★★

【編集後記】

午前中は家でゆっくり。

午後は原稿進めたりもろもろやってました。

 

【昨日のトレーニング】

なし

タイトルとURLをコピーしました