バラモンキング2017完走記その9~やさしさ半分のアイツ~

トライアスロン
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バラモンキング2017の完走記シリーズ。
過去記事は↓↓↓

バラモンキング2017完走記その1~ゴール後の感情とは~

バラモンキング2017完走記その2~きっかけは2014年9月1日~

バラモンキング2017完走記その3~ポセイ丼?なにそれ美味しいの?メンバー紹介~

バラモンキング2017完走記その4~過去のレースは3勝4敗~

バラモンキング2017完走記その5~バラモンキングまでのプランニング~

バラモンキング2017完走記その6~トライアスロン第5の種目~

バラモンキング2017完走記その7~これ見よがしにポロシャツを~

バラモンキング2017完走記その8~なりたいように振る舞いなさい~

ひどくなっていく頭痛

僕のひどい頭痛はますますひどくなっていく。
まったくおさまる気配を見せない。
はぐれメタルなみに気配を見せない。

チームメイトはバイクのセッティングを終えて各々試走へ。
ホテル近くの福江港周辺を走りながら、各自バイクの調整をする。
僕と同じく2期生であるみよっしーとえぇ。。さんは、
特に入念なチェックをしていた。

えぇ。。さんは誰よりもバイク練習をしていたし、
みよっしーは12時間切りを本気で狙っていた。

そんな優秀な同期をよそに、
僕は誰よりも遅くバイクセッティングを終え、
誰よりも遅いスピードでノロノロとバイクを走らせる。

だめだ、頭痛が消えない。

「頭痛 ツボ」とか検索してツボを押してみるものの、
まったく効果は現れなかった。

 

万事休す、か。

このままだと今夜待ち受ける焼肉地獄に耐えられない。
この体調のまま、あの肉を食べてしまったら、
さらに悪化すること間違いなしである。

なんとしても頭痛を治さなければ。

 

眼前に突如現れた救世主マツモトさん

この時点で僕には選択肢が2つあった。

1. 練習を早々に切り上げ、部屋でさっさと寝る 2. 無理してでも、みんなにばれないように過ごし、回復するのを待つ

僕が取れる選択肢は2だけだった。

典型的な日本人だ。人の目ばかり気にしている。
「ザックのリベンジにわざわざ付き合ってやってるのに、
まさかまさか、また去年とおなじですかぁぁぁぁぁぁ!!!????」

ポセイ丼のみんながそんなこというはずない、
と思っているはずなのだが、
やはり精神状態もおかしくなっており、
正常な判断ができなかったのだ。

体調は二の次にして、港付近をぐるっと一周した。
相変わらず頭は痛いままだ。
まともに進めない。

ゆっくり走っていると。。。
見覚えのある黄色いカンバンが。。。

 

(本来ならここにマツモトさんの写真が来るはずだったが、
頭が痛すぎて撮ってる余裕がなかった)

ま、マ、マツモトさーーーーん!!!

そう、あのマツモトキヨシが眼前に広がっていたのだ。

薬!!!!薬を買おう!!!
レース前に薬なんて身体によくない。
口に入れるものに気を遣うあまり、
薬を飲むという選択肢を自ら閉ざしてしまっていた。

薬はこういうときのためにある。

 

バファリンプレミアム!君に決めた!!

★★★★★★★★★★

【編集後記】

今日は原稿→港区プールで、
夜は講義です。

 

【昨日のトレーニング】

なし

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