横浜トライアスロン、スイムでリタイア。
その直後、私はこんな心境でした。
「このうねりじゃ仕方ないな。。。」
「俺はスイムに向いてないんだ」
「もう海なんてこりごり」
「泳げるようになる気がしない」
「海に来たらだめなんだ」
「海が俺に来るなと言っている」
「俺は陸の王になればいい」
「よし、引退しよう!」
すべて本当です。
レース直後のこの表情を見れば伝わるでしょう。
10歳以上,老け込んでいます。
バラモンキングになって、トライアスロン引退。
かっこいいじゃないか。。。
★
今回、びっくりするほど、悔しさがこみ上げてきませんでした。
これまでにDNFだった大会は、いずれも悔しさがあったのです。
初めてのバラモンキングではバイクリタイア。
悔しかったからこそ、2度目のチャレンジをしようと思いました。
その2度目は、体調不良でDNS(Did Not Start)。
これまた非常に悔しかった。
10万円払って長崎県五島まで行って、
さらに病院で治療費も払って帰ってくるだけなんて。
だから、今年も、3度目の正直にチャレンジしようと思って準備中です。
伊豆大島では、波がこわくてリタイア。
今回よりも短い時間でリタイアした記憶があります。
悔しさをぶつけるべく、すぐにバイクを持ち出して、
三原山を1人で上りました。
仲間のゴールには間に合いませんでしたが、
宿から全力ランで駆けつけました。
そして今回はどうだったか。
レース後は、ただただ無心。呆然。唖然。無気力。
道の反対側にチームメイトのみよっしーを発見するも、
声を掛けることなく座り込んでただただ時間をつぶしました。
バイクを応援すると、リタイアしたのがばれるので、
こっそりひっそり過ごしていました。
何も考えずぼーっとしながら携帯をひたすらいじる。
しかも寝坊でサンダルを忘れ、ずっと裸足。
(トランジションエリアにはしばらく入れない)
足の裏だけは選手の中で1番鍛えられました。
悔しさがまったく湧いてこない。
これはどういうことだろうか?
ある種の諦観。諦めの境地です。
俺はトライアスロンやっちゃいけない人間なんだ。。。
★
強みの上に築け
とドラッカーさんも言っています。
俺にとっての強みはなんだ!?
それはどう考えてもスイムではなく、バイクでもなく、ラン!
ちょうどランの目標も立てた直後でした。
やっぱり俺はトライアスロンに向いてない。
ランを極めてからまた戻ってこよう。
仕事だって、やりたいこととできることが重なるところと言うじゃないか。
海でのスイムは、本当にやりたいのか?
あんな汚いうねりのある海、泳ぎたいのか?
少なくとも、できること、ではない。
考えれば考えるほど、トライアスロンが遠い存在になります。
レース当日は、もう、引退することだけ考えていました。
そのためには、バラモンキングにならねばならぬ。
横浜の結果にはほとんど凹むことはなく、悔しさもなかったけど、
バラモンキングにはなりたい。
完走したチームメイト、応援に来てくれたチームメイト、
その家族たちと談笑しながら、
私の心は横浜の海のごとく、大きくうねっていたのでした。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日は集中して作問を進めました。
今日はランのあと、引き続き作問など。
夜は上級講義の10回目!
【昨日のトレーニング】
・バイク10分
・体幹トレーニング30秒
コメント
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