DNF直後からの心境変化を追う(1)

トライアスロン
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横浜トライアスロン、スイムでリタイア。
その直後、私はこんな心境でした。

 

「このうねりじゃ仕方ないな。。。」

「俺はスイムに向いてないんだ」

「もう海なんてこりごり」

「泳げるようになる気がしない」

「海に来たらだめなんだ」

「海が俺に来るなと言っている」

「俺は陸の王になればいい」

「よし、引退しよう!」

すべて本当です。
レース直後のこの表情を見れば伝わるでしょう。
10歳以上,老け込んでいます。

バラモンキングになって、トライアスロン引退。
かっこいいじゃないか。。。

今回、びっくりするほど、悔しさがこみ上げてきませんでした。

これまでにDNFだった大会は、いずれも悔しさがあったのです。

初めてのバラモンキングではバイクリタイア。
悔しかったからこそ、2度目のチャレンジをしようと思いました。

その2度目は、体調不良でDNS(Did Not Start)。
これまた非常に悔しかった。
10万円払って長崎県五島まで行って、
さらに病院で治療費も払って帰ってくるだけなんて。

だから、今年も、3度目の正直にチャレンジしようと思って準備中です。

伊豆大島では、波がこわくてリタイア。
今回よりも短い時間でリタイアした記憶があります。
悔しさをぶつけるべく、すぐにバイクを持ち出して、
三原山を1人で上りました。
仲間のゴールには間に合いませんでしたが、
宿から全力ランで駆けつけました。

 

そして今回はどうだったか。
レース後は、ただただ無心。呆然。唖然。無気力。

道の反対側にチームメイトのみよっしーを発見するも、
声を掛けることなく座り込んでただただ時間をつぶしました。
バイクを応援すると、リタイアしたのがばれるので、
こっそりひっそり過ごしていました。

何も考えずぼーっとしながら携帯をひたすらいじる。

しかも寝坊でサンダルを忘れ、ずっと裸足。
(トランジションエリアにはしばらく入れない)
足の裏だけは選手の中で1番鍛えられました。

 

悔しさがまったく湧いてこない。
これはどういうことだろうか?

ある種の諦観。諦めの境地です。
俺はトライアスロンやっちゃいけない人間なんだ。。。

強みの上に築け

とドラッカーさんも言っています。

俺にとっての強みはなんだ!?
それはどう考えてもスイムではなく、バイクでもなく、ラン!
ちょうどランの目標も立てた直後でした。

やっぱり俺はトライアスロンに向いてない。
ランを極めてからまた戻ってこよう。

仕事だって、やりたいこととできることが重なるところと言うじゃないか。
海でのスイムは、本当にやりたいのか?
あんな汚いうねりのある海、泳ぎたいのか?
少なくとも、できること、ではない。

考えれば考えるほど、トライアスロンが遠い存在になります。
レース当日は、もう、引退することだけ考えていました。

そのためには、バラモンキングにならねばならぬ。
横浜の結果にはほとんど凹むことはなく、悔しさもなかったけど、
バラモンキングにはなりたい。

完走したチームメイト、応援に来てくれたチームメイト、
その家族たちと談笑しながら、
私の心は横浜の海のごとく、大きくうねっていたのでした。

★★★★★★★★★★

【編集後記】

昨日は集中して作問を進めました。

今日はランのあと、引き続き作問など。

夜は上級講義の10回目!

 

【昨日のトレーニング】

・バイク10分

・体幹トレーニング30秒

 

コメント

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  2. 横浜トライアスロン2017DNFだったけど感想3 | 書(き)活 より:

    […] そして一足先にDNFになっていた、友人ザックに連絡をとって合流。 […]

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