いつもお読みいただきありがとうございます。
先日も書きましたが,「失敗バンザイ!」という本を読みました。
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これがまた刺さるフレーズが多かったのでご紹介を。
個人的に文句なしの第一位だったのはコレ。
『一生懸命ではなく一所懸命』
一所懸命,一つの所に命を懸ける。とにかく一つのことを掘って掘って掘り下げる。そうすれば自然と穴の直径は広がっていくんですよね。ああ,本当にその通りだなと感じました。
その他にもたくさんあったので,つらつら書きますね。
『売上が激減したときに原因を外部に持って行く経営者は多い』
→他責はいけませんね。常に自責でいきたいものです。
『失敗したときにその原因を検証していない。失敗を原動力として活かせていない。』
→これだと,失敗が失敗のまま。
『開発室などないのに,「うちには開発室があります!」と大見得を切る。それから実際に作った』
→まず口を動かし,それから手と足を動かすこと。言ってしまうことも大事。
『人様から借りた借金は返さないとダメだ』
→当たり前のようですが,自己破産をすれば逃れられます。それは甘えだと一喝。奨学金,きっちり返します。
『うまくいっていると聞いたものことは素直に実践してみる』
→とりあえずやってみる。これ大事。
『華麗なる冒険家になる』
→かっこええ表現。これはいただきます。死ぬほどの失敗はではないけれど,小さな失敗を繰り返して成長していきましょう。
『売ろう!売ろう!とすればするほどお客様は離れていく』
→売らずに売るのが営業の本質なんですね。
『あなたの会社がなくなっても困らないよと言われたとき会社は潰れる』
→これはこわい。個人でも一緒ですね。あなたがいなくても仕事は回ります,と言われないようにしなければ。
『やずやの教育は「教えない」こと』
→MGとも共通する考え方。自分で考えることが大切。
『挑戦せず,行動しないことは,叱る』
→チャレンジは良いことなんです。行動しないのが一番の失敗。
いやあ,共感ポイントがたくさんありました。
過去の事実は変えることは出来ないけれども,その事実に対する意味づけや認識を変えることはいくらでも出来ます。「失敗だったなあ~,やらなきゃよかったなあ~,なんであんなことしちゃったんだろうなあ~,過去に戻りたいなあ~」という風に考えるのと,「勉強になったなあ~,学びになったなあ~,成長できたなあ~,話せるネタが増えたなあ~」という風に考えるのでは,どちらが良いかは明らかです。
ちなみに,鮒谷周史さんは,「失敗」という言葉を一切使わないそうです。その姿勢,見習います。
最後にひとこと。
『若い人はもっとバカなことをすべきだ!』
byドラッカー
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
複利のような逓増人生を。