財務会計論計算、簿記の講師をしています。
もちろん受験時代に得意だったから。
なぜ得意になったのか振り返ってみると、
大きいのは、
一番人に教えていたから
だなと。
★
当時、同じクラスに100人くらいいました。
その中で仲良くなったのは10人弱で、
さらに、特に仲良し4人組がいたんですね。
みんな同学年。うち3人は大学も同じ。
みんな、基礎期から頑張っていたかというと、
まったくもってそんなことはありませんでした。
いや、見えないところで頑張っていたのでしょうけど、
少なくとも、私の見る限りでは、
彼ら、彼女らは、そこまで必死こいてやっていなかった。
勉強への向き合い方、勉強時間、勉強欲などなど、
すべてにおいて私が圧倒的に勝っていた(ように思います)。
そんな状況ですから、
差が付くのは当然で、
やはり私が圧倒的に成績が良かった。
その結果何が起きたか?
分からないところはオザに聞け
(当時はオザと呼ばれていました)
という空気が醸成されていったのです。
特に財務計算は最重要科目です。
分からない箇所があるのは致命的。
私は、その科目が得意。
ミニテストも、たまにヘボい点数のこともありましたが、
概ね8割以上取れていました。
実力テストも基礎マスター5回のうち2回は満点。
自然と、みんなからいろいろ聞かれるようになりました。
その経験が、私を講師にしてくれたのだと思っています。
(だから本当に周りのみんなには感謝感謝。)
教える自分が一番得をするのです。
当時はそういう意識はまったくなかったのですが、
振り返ってみるとやっぱり教えることが大事だったなぁと。
講師になってから、やっと理解できた論点もありますw
勉強法の書籍などにもよく書いてありますよね。
教えることが一番の学びになると。
さっさと、教える側に回ることが大切です。
そのためには、スタートダッシュ。
最初の段階で、「勉強はこいつに聞けばいい」
と思われないといけません。
周りに誰もいない場合は、
家でぬいぐるみに教えるのでもいいですよ。
誰か(何か)に教えるつもりで語りかける。
自分の頭で理解していることと、
口に出して説明できることは、
天と地ほどの差があるのです。
教える機会を持つこと。
それは人のためにもなり、なにより自分のためになる。
★★★★★★★★★★
・教えることが一番の学びになる
・教える立場をいち早くゲットせよ
・分かっているのと教えられるのは天と地の差
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【編集後記】
昨日は補習所運営委員会議のあと、
TAC新宿校→池袋校にて質問コーナーでした。
【Twitterフォロワー数】
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