誰よりも基礎を大切にしている人。
それが一流のプロです。
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イチロー選手の基礎練習を見たら、きっと震えますよ。
(見たことないですけど)
ものの本によれば、
イチローはとにかく徹底的に基礎練習を大切にしています。
徹底的に素振り。走り込み。キャッチボール。
イチローが、
野球をうまくなるためには、一か八かの勝負をすることですよ!
とか、
素振りしている暇があったらとにかく実践練習ですよ!
とか、言いますかね?
絶対言わないですよね?
プロとはそういうもの。
プロであるがゆえに、基礎の重要性を誰よりも認識しているはずです。
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受験勉強における「基礎」って、いったい何でしょうか。
テキスト?
問題集?
過去問?
ノート?
講義?
悩んじゃいますね。
私なりの解答は、
姿勢
です。
心構え、とかマインド、
と言ってもよいかも。
そもそも受験勉強へどう向き合うのか?
この勉強は、自分の人生にとってどんな意味があるのか?
なんのために勉強するのか?
これらが明確になっているかどうか。
それこそが受験勉強における「基礎」と言えるのではないでしょうか。
これってすごく大切で、根本のところである勉強に向き合う姿勢が
できていないと、おそらく最後まで続きません。
短期決戦の資格であれば話は変わってきますが、
数ヶ月~数年単位の資格になると、
勉強に向き合う姿勢がめちゃくちゃ重要。
具体的にどんな姿勢かというと、
前のめり
何でも吸収
素直に取り入れる
受験勉強を一番に考えている
受かることを常に考えている
勉強のことで頭がいっぱい
勉強したくてたまらない
勉強していないと罪悪感
これらの姿勢があれば、
自ずと勉強習慣が身に付きます。
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水道橋校で教えるようになり、
社会人受験生と触れあう機会が激増しています。
仕事しながらの受験勉強、相当しんどい。
見ているこちらもつらくなる状況。
それでも、毎回休まず出席し、
ミニテストでも良い点数を取っている人がいます。
こういう人は、姿勢がきちんとしています。
勉強に対する意識が非常に高いです。
なんとか時間を作り出そうと工夫しています。
勉強する目的も、明確です。
始める前に、姿勢作り。
重心が後ろにある状態では、
前に進むのはしんどいです。
まずは勉強への前のめりの姿勢をつくってからでも、
スタートするのは遅くはないでしょう。
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【編集後記】
五反田で仕事。
昼間にソニー歴史資料館へ行きます。
夜は水道橋校の忘年会!