バラモンキング2017の完走記シリーズ。
過去記事は↓↓↓
バラモンキング2017完走記その2~きっかけは2014年9月1日~
バラモンキング2017完走記その3~ポセイ丼?なにそれ美味しいの?メンバー紹介~
バラモンキング2017完走記その4~過去のレースは3勝4敗~
バラモンキング2017完走記その5~バラモンキングまでのプランニング~
バラモンキング2017完走記その6~トライアスロン第5の種目~
バラモンキング2017完走記その7~これ見よがしにポロシャツを~
バラモンキング2017完走記その8~なりたいように振る舞いなさい~
バラモンキング2017完走記その10~完走パンの新たな事実~
バラモンキング2017完走記その11~懐の深さを見せつける五島~
バラモンキング2017完走記その13~言い訳要素を排除せよ~
バラモンキング2017完走記その16~いける気がしたスタート直前~
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プアァァァァァァァァン
バラモンキングはフローティングスタート。
水にぷかぷか浮いた状態からスタートする。
2年前はこのフローティングスタートが初めてでドキドキしたが、
今回はもう大丈夫だった。
元帥とともに足の付くところにいて、
スタート3分前に泳いでスタート地点へ。
位置取りを特に気にしないのであればこれで十分だ。
7時ちょうどになり、スタート。
プアァァァァァァァン!
トライアスロン独特の号砲で一斉にスタートする。
僕はほんの少し、間をあけてから泳ぎ始めた。
すべてを自分で決める。
直前の海練習で習ったことだ。
コースはこんな感じ。
これを2周する。
マップで見ると短く見えてしまうが、リアルは長い長い。
ブイがなかなか近づいてこないのだ。
100ストローク数える作戦
スイム苦手な僕にとっては、最初の350mが超重要である。
過去、スイムでリタイアを2回経験しているが、
いずれも開始100m~200mでのことである。
そこを越えさえすれば、最後までいける自信がある。
今回も、最初が肝心だと思っていた。
そこで、海練習で習った、
100ストローク数える作戦
を実行した。
100ストローク終える頃には100mくらい進んでいる。
ブイが近づいているように見えなくても進んでいる事実を感じられるし、
無心に近くなるので余計な心配や不安が出てこないのだ。
おかげで、最初の350mは割とあっという間に終えた感覚だった。
この作戦は毎回使おうと思う。
自信と安心
2年前には感じなかったことが1つあった。
同じくらいのペースの人がけっこうたくさんいるのだ。
ほぼ並んで泳ぐ感じの人がたくさんいる。
後ろにも、そこそこの人がいるようだ。
ちょっとは成長しているのか。
と自信になる。
同じペースの人がいると安心もできる。
5月の横浜トライアスロンでは開始数秒で最下位になったが、
今回は違った。
スイム制限時間が厳しい大会は、
スイムの速い選手がエントリーする率が高いのかもしれない。
五島は3.8kmで制限時間2時間20分。
1.5km換算では55分くらい。
そこまで制限は厳しくはないのである。
だからおそらく、スイムが苦手でもバイク・ランで挽回できる選手が
多くエントリーしているのだろう。
2年前よりも経験を積んできたし、
練習も多くしてきた。
その自信と周りに人がいる安心感で、
特に問題なく淡々と泳ぐことが出来た。
自信と安心。
両方を兼ね備えれば最強だ。
ヘッドアップ不要な最長直線
540mの長い直線では、右側にコースロープが張ってある。
それに沿って泳げるので、右呼吸の僕にとってはかなりありがたい。
泳ぎが苦手な人はインコースを泳ぐことをオススメする。
ヘッドアップ(顔を上げて前方確認すること)しなくても大丈夫だ。
ただ、折り返してからは逆に左側にロープを見ることになるので注意。
ヘッドアップするだけで下半身が沈みやすくなり、
結果的にペースが落ちてしまう。
ヘッドアップせずにまっすぐ進めるならそれが1番いいのだ。
ただ、同じように考える人たちがロープ付近にいるので、
その人たちとの接触には注意しなければならない。
あと、ロープ自体に腕がガツンとぶつかってビビることも何度かあった。
他の選手のみならず、ロープとも適度な距離感を保とう。
順調に見えたスイムだが、折り返してから苦労することになる。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日は終日五反田で打ち合わせなど。
【昨日のトレーニング】
・ジムでラン