間(ま)をうまく使うこと
これだけで、印象がガラッと変わります。
間を取るだけで、グッとよくなる可能性があります。
話し慣れていない人ほど、間を取ることができません。
なぜなら、こわいからです。
誰もしゃべっていない、シーンとしている時間空間がイヤなのです。
だから、ついついどんどん話してしまう。
ペラペラスラスラ話す人は、話し上手に見えるかもしれません。
でも、違います。
まったく休みなく60分話し続けられたら、
さすがに聞いている側も疲れてしまいます。
ちょっとでも聞き漏らしたら、
追いつけなくなる可能性もあります。
ぜひ、「間」を意識してみましょう。
「間」には3つの効果があると言われます。
1.考えさせる「間」
少し難しい話をした後などには、間を取ると良いでしょう。
そうすると、いま言っていたのはどういうことなのか?
考える時間を取ってあげることになります。
頭の中が混沌としていると、いくらその続きを話しても、
頭に入ってきません。
頭の中を整理させてあげる時間のために、「間」を取りましょう。
2.同意を求める「間」
「みなさんも、○○だと思いませんか?」
・
・
・
うんうん!
と頷かせるための間です。
3.期待させる「間」
次に何を話すんだろう。
どんなエピソードが飛び出すんだろう。
間を取ることで、さまざまな想像をかき立てます。
「間」をうまく使えば、受講者の感情を揺さぶることもできるのです。
何も話さない「間」が、
何かを話すことよりも、
強力な武器となる。
いやあ、世の中は面白い。
・
・
・
そういうお前は全然できてないじゃねぇか!!
というコメントは受け付けませんので悪しからず。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日は会計士の職業体験セミナーです。
一人でも多くの人に会計士の面白さを知っていただけたら。