最近髪の毛がうっとうしいなあと思い始めていたのですが，
今日ちょっと時間があったので家の近くの美容室に行ってきました。
本来なら表参道の行きつけの美容室に行くのですが，
あいにく予約でいっぱい。
適当にGoogle先生に聞いてみて，
近くて空いているところへ。
初めて行く美容室ほど居心地の悪い空間ってないですよね。
何とも言えない空気感。
すでに，なじみの客が楽しそうに美容師さんと談笑しています。
においも，光も，目に飛び込んでくる雑誌やトリートメントも，
すべてが敵のように見えてくるから不思議です。
だからこそほとんどの人が，一度決めた美容室に行き続けるのでしょう。
でも，どんな人にも最初の１回目があるはずで，
そこでよっぽどイヤじゃない限り，しばらくはそこを拠点にすることになります。
美容室にとってみれば，初めての客をリピーターにできるかどうか。
これがカギになってくるのです。
さて，今日僕を担当してくれた若い男性は，
僕をリピーターにするために，いったいどんな風に攻めてくるだろうか。
わくわく，ドキドキしながら，初めての美容室を堪能します。
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無言っっっっっ！！！！！
まさかの無言ッッッッッ！！
いやもちろん
どんな感じにしましょうかー
とか
シャンプーしますねー
とか
かゆいところはございませんかー
とか
気持ち悪いところありませんかー
とか
マッサージしますねー
とか
こんな感じでどうでしょうかー
とか
会話とも呼べないようなささやかな会話はありました。
本当に最低限だったのです。
こやつ，かなりのツワモノだ。
そう思いました。
会話なんてしなくともウデで見せますよと。
僕は売らずに売るタイプなんですよと。
無言のアピールだったんですね。
見かけによらず大胆な男だと思いましたよ。
で、これがカット後の現在なんですが、
どうですか。
カリスマのカの字も出てきませんか。
そうですか。
まあ顔の問題が8割にせよ，髪型に特徴はありませんね。
いたって普通のカットでした。
僕がこの美容室にもう一度行く気にならなかったのは言うまでもないでしょう。
リピーターを確保することが美容室存続のカギであるのに
そのための努力を怠っているというのは，
足元に金塊が転がっているのに素通りしてしまうようなもの。
ではどうすればリピートしてもらえるのでしょうか。
考えてみました。
めちゃめちゃしゃべりが面白い
美容院は髪を切る空間でもあり，美容師さんと話す空間でもあります。
会話していて楽しいと思わせることができれば，お客さんの再訪の可能性が高まるでしょう。
めちゃめちゃカットがうまい
切ったあと鏡を見た瞬間，
自分に惚れてしまうくらいの腕があればリピート間違いなしでしょう。
地元が一緒・共通の知り合いがいる
共通点がある人には好意を抱いてしまうものです。
奇跡的にマッサージがうまい
僕はマッサージが楽しみで美容室に行っているようなもの。
マッサージがなかったときは本当にショックですね。
同姓同名
これも共通点。かなり低い確率ですけどね。
ウルトラ美人・イケメン
担当の美容師さんがウルトラ美人であれば，
リピートの可能性大です。
宮﨑あおい
一生通い続けます。
松茸のにおいが漂ってる
お腹が空くたびに来店します。
1週間お風呂に入らなければもしかしたら可能かもしれません。
とまあ色々ありますので，
美容室関係の方は参考にしてみて下さい。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
ふと見たテレビで囲碁トーナメントを放送しており，
思わず見入ってしまいました。
これはやり始めたら間違いなくはまりそうです。。。
ないすとぅみーとぅ！
