会計士受験のことを思い出してみると,何度も何度も同じことを繰り返して勉強しました。
これでもか!というくらい,同じ文章を読み,同じ問題を解いていく。
その結果,身体に染みつき,自分の血肉となり,実際に試験で使える知識となります。
繰り返す。
リピートする。
これは誰にでも出来る,とても優れた方法ではないでしょうか。
要領の良い人であれば1,2回だけで済んでしまうこともあるかもしれません。
実際に受験勉強をしているときも,天才的な人がいました。
同じように勉強していても,まるで結果が違うんです。
しかし,そうではない99.9%の凡人は,繰り返すほかありません。
繰り返すほかない,というよりも,繰り返しこそが凡人が成功するカギである,と言うこともできそうです。
繰り返したことしか残らないからです。
そして,同じことを何度も繰り返す。これは誰にでも出来ます。
誰にでも出来る簡単なことだからこそ,実は出来ない人が多い気がしています。
たとえば,本は多読乱読が良い,という意見もありますし,
確かにたくさん読むことで幅広い知識が得られ,新しい発見もあります。
しかし,読みっぱなしでは結局右から左に流れていくだけで,
何も自分に残らない可能性が高いです。
ですから,同じ本でも何度も何度も繰り返し読む。それによって血肉となります。
でも,同じ本を何回も何回も読んでいる人は果たしてどれくらいいるでしょうか。
実は,あまり多くないのではないかと思います。
人間は習慣の生き物である,といわれることがありますが,これは言い換えると
人間は繰り返しの生き物である
となります。
いまの習慣=今まで繰り返してきたことだからです。
ですから,より良い人生にしたければ,良い習慣を持つこと。
そしてそのためには,良いと思ったことを繰り返すことが必要になってくると思うのです。
良習慣といえば,こちらのブログが参考になるかと。
複利のような逓増人生を歩みましょう!