バラモンキング2017完走記その56~倒れそうな元帥~

トライアスロン
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バラモンキング2017の完走記シリーズ。

第1回からぜひどうぞ↓↓↓

 

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30kmに差し掛かる手前あたりで、元帥とすれ違う。

いつもの覇気がない。

ほとんど歩いているのに等しい状況だった。

「気持ち悪くて。。。」

いつになく弱気な元帥。
ランではおそらく1番元気だった元帥に、元気がない。

最悪の事態も想定される。

ここまで順調であっても、まだ10kmあるのだ。
動けなくなってしまったらアウト。
元帥がそうなってしまわないことを祈った。

 

歴戦の元帥であってもこうなってしまう。
どれほど過酷なレースだったかは想像していただけるだろう。

ロングのレースでは、肉体・精神ともに酷使することになる。
アイアンマンといわれるように、
まさに完走するには鉄の身体と鉄のハートが必要になるのだ。

 

 

周りは既に真っ暗だ。
元帥の姿は見えるようで見えない。

このまま消えてしまうのではないかと思うくらいの頼りなさで、
最後の直線を進んでいた。

僕がトライアスロンをやっている理由は、間違いなく元帥だ。
元帥がトライアスロンをやっていなければ、ポセイ丼はなかった。
ポセイ丼がなければ僕がトライアスリートになることはなかった。

 

元帥は昨年のリベンジ。
僕は2年分のリベンジ。

気持ちは同じだった。

元帥とゴールしたい。

その気持ちで、ますますパワーがみなぎる。

最後の折り返しを過ぎ、いよいよラスト10kmに入った。

最近は髪の毛も少し散らかすようにして、
爽やかキャラを狙っているともっぱらの噂である。

★★★★★★★★★★

【編集後記】

朝、カフェで仕事していると、
隣に税理士受験生が。

持っていたテキストは○原でしたが、
心の中で「頑張れ」とつぶやきました。

 

【昨日のトレーニング】

なし

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