なぜたった3ヶ月で初段を取ることが出来たのか。
これから初段を目指す人にとって，
もしかしたら1ミリくらいは役に立つかもしれないので，
備忘を兼ねて書き連ねることにする。
過去の記事は以下からどうぞ。
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その1～きっかけはいつも単純～
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その2～感覚でいいこともある～
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その3～一棋生はハイリスクだが価値は大きい～
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その4～逆算できるものは逆算で～
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その5～最初に読んだ本～
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その6～とっつきにくいことは細かく分割せよ～
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その7～2ヶ月前は20級でした～
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その8～コーナーよりペナルティ～
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その9～囲碁も受験も全国模試を受けよう～
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その10～真剣勝負で弱点をあぶり出せ～
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その11～囲碁での死は人生の死に通ずる？～
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その12～マンネリは大歓迎～
たった3ヶ月で囲碁初段！初段への道程その13～徹底的に苦手をつぶしていざ本番へ～
★★★★★★★★★★
一手のミスが命取り
初戦。
東京オリンピックのバッジを胸につけたおじさんと対局。
緊張はそれほどなく，途中まで良い碁を打てていた。
しかし，一箇所，決定的なミスをした。
石をしっかりつながなければならないところを無視してしまい，
石の連絡がてきなくなってしまった。
結果，二眼がつくれずごっそり取られ，負け。
お相手の方は普段は将棋の指導員をしているとのこと。
将棋も囲碁も嗜んでしまうなんて，羨ましい。
いつか僕も両方打てるようになる日が来るだろうか。
途中までいい流れであっても，
ささいな一手で結果がひっくり返ってしまうこともあるのが，
囲碁の難しいところであり面白いところでもある。
囲碁も人生も小事が大事。
広く大きく捉えることも大事だが，
ここぞという急所を外してしまっては元も子もないのだ。
2戦目は同門対決となった。
19路では打ったことがなかった気がするが，
なんとか勝利。
1勝1敗で午後を迎えた。
関兵馬という男
3戦目は，関兵馬先生に習っているという女性との対局だ。
正直，びびった。
あの関先生に習っている，だと。。。？
関先生には初段プロジェクトのリアル教室に一度来ていただき，
初段合格のために様々なことを伝えていただいた。
僕はその日欠席してしまったのだが，
後日動画で何回も繰り返しシチョウした。
いや，失敬。視聴した。
どうも囲碁用語で変換されてしまって仕方ない。
「この中で～」と書きたいときも「このナカデ～」
と変換されてしまう。
おっと話が逸れてしまった。
関先生の話は囲碁初心者にとってあまりにも分かりやすく，
何よりも受かる気にさせてくれた。
伝えたいことを相手に伝わるように伝えること。
そして相手をその気にさせること。
これは僕の仕事でもとても重要なことなのだが，
もっともっとその努力をしないといけないと思った。
そんな関先生に習っている相手と打つことになるとは。
やはり，筋がいい手を打ってくる。
。
。
。
。
気がした。
気がしたのだが，碁が進むにつれて，
「ん？これはいけるんじゃないか？」
と思える場面に多く出くわした。
先入観で強敵と思い込んでいただけだったのかもしれない。
冷静に打っていると，自然に形勢が有利になってきた。
時間切れ間近だったが，
なんとか終局し，勝利！
この瞬間，3ヶ月での初段が確定した。
歴史的瞬間である。
その後の4戦目は気が抜けてしまって，
大きく負けてしまった。
今まで見たことのない布石を打たれたり，
これはこれでまた良い経験になった。
3ヶ月，すべてを捧げられたとは思わないが，
それなにの時間とお金を囲碁に費やしてきた。
なんとか結果を残すことができた。
嬉しいというよりも，ほっとしたという気持ちが大きかった。
2015年10月12日（月）体育の日に，僕は囲碁初段になった。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
ブログを書くことで生活リズムが整います。
それだけでも書く価値があるんじゃないかと。
だから文章はひどくてもお許しを(^^;)
【10月走行距離】
82.0km/200km
【1日1挑】
ラーメン勝本
ないすとぅみーとぅ！
