映画「二宮金次郎」を観てきました。
ほとんど上映されていない映画ですが、
これはかなりアツい。
若者に特に観て欲しい、
すごい映画だと感じました。
まず自分がよくなる
自分がよくなることを考える。
そうすれば、家族がよくなり、
社会もよくなっていく。
そんな考え方がにじみ出ていました。
他人を蹴落として自分がのし上がるわけではなく、
自分もよくなりみんなもよくなる。
三方よし
のような考え方がそこにはありましたし、
修身斉家治国平天下を思い出しました。
自分のために頑張るのは、
悪いことじゃないんですよね。
積小為大
積小為大(せきしょういだい)。
小さなことの積み重ねが、
大きなものとなる。
作中にも、この言葉が出てきました。
私が常々、ブログに書いたり、
講義で話したりしていることです。
コツコツの積み重ねが出来ると、
気づいたときには、ものすごいことになっている。
イチロー選手の名言もありますよね。
実直、勤勉
そして、やっぱり、
二宮さんは実直で勤勉でした。
そんな彼だからこそ、
多くの荒れた農地を改革できたのでしょう。
本を読みながら歩いて映画いる銅像が有名ですが、
それとはまた違った彼の歴史を知ることができました。
—
二宮金次郎の母からの遺言、
「他人を信じるな。信じられるのは自分だけ。」
これを胸に生きていく金次郎。
自分を信じるためには、
自分との約束を守り続ける必要があります。
愚直に学び続け、
登用されたあとも、
百姓として生きていく。
そしてラストには、自分だけではなく、
他人を信じられるところまで大きな人間になっている。
痺れました。
ウルッとくるシーンがたくさんありました。
もっと広がって欲しいなと。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
久々に映画館で映画を観たからか、
ドッと疲れが出てしまった気がします(^^;)
でも、PC画面や自宅TVで観るより集中できるので、
たまにはちゃんと映画館に行こうかな。