全盲ヨットマン岩本光弘さんの話から感じたことと学んだこと。

気づき
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全盲ヨットマン岩本光弘さんの話を聴く機会を偶然にも得ることができました。

この記憶を風化させないために、感じたことと学んだことを記事にします。

 

感じたこと-元気勇気希望、アツい!

とにかく、岩本さんは元気でした。

どこからそのエネルギーが湧いてくるのかと思うくらい、
熱量があふれ出ていました。

会場は熱気に包まれて、涙を流す人も。
私も、最後は目頭が熱くなっていました。

 

この熱量は、会って直接話を聴かないと感じることはできないでしょう。

声もはっきりしているし、大きな声でスっと耳に入ってきます。
擬音や擬態語も使いながら、
岩本さんが人生で経験されてきた様々なエピソードを、
まさに全身を使ってお伝えして下さいました。

 

全盲でもここまで伝えることができるのか!!!???

内容うんぬんよりも、まずこの点で衝撃を受けました。

 

そして、とにかく、アツい。

約2時間の講演でしたが、あっという間でした。
2時間の講義なら、途中に1回休憩を挟むのが一般的ですが、
昨日は一切休憩なし。
ぶっ通しの2時間でした。

それでも、その時間の長さを感じることはありませんでした。

ただただ、ただただ、
岩本さんの熱量に圧倒されっぱなしの2時間。

「君の名は。」よりも迫力ありました!

 

学んだこと

ここからは、岩本さんの話を聴いて学んだことをいくつか。

 

物事にはタイミングがある

岩本さんと、今回セミナーを企画して下さった鮒谷さんとのご縁は、
岩本さんがメールを送ったところから始まったのでした。

その、メールを送ったタイミングが絶妙。

メルマガで、「ダイアログインザダーク」の話が出て、
さらには「ヨット」の話が出たタイミングで、

いまでしょ!

と、メールを送ったのだそう。

これが、鮒谷さんに何もアンテナが立っていないときに
メールを送っていたらどうなっていたでしょうか。
もしかすると、今回の講演はなかったかもしれません。

サーフィンは、波が来ているときじゃないとうまく乗れませんよね。

機の見極め、大切です。

 

考え方は一瞬で変えられる。 現実はすぐには変えられない

パラダイムシフトと言われたりもしますが、
ものの見方や考え方は、あるとき一瞬で変わることがあります。

衝撃的な出来事を目の当たりにしたときや、
別世界の人の話を聴いたとき。

昨日の話を聴いて、私の考え方も変わりました。

五体満足であることへの感謝。
自分がいかに怠惰な人生を送っているか。
やりたいことをやりぬく大切さ。
失敗を失敗にしないための方法。
自分の中に2人の自分をつくること。

考え方は一瞬で変えられるのです。

しかし、考え方が変わったとしても、
現実はすぐには変わりません。
結局、目の前の現実は、昨日も今日も同じように見えます。

そのギャップを乗り越えて、
少しでも現実を変えていこうとしていけるかが、
人生において大切なことなのです。

 

ハンデが生む強みもある

目が見えない、というと、弱みに聞こえます。
ですが、そのおかげで手先が器用になったり、
耳で判断できることが増えたり、
イメージする力が付いたりしてきたのだそうです。

制限されることによって伸びる力があります。

サッカーではキーパー以外、手を使うのが禁止されています。
だからこそ、メッシのような神技が生まれるのです。
足の技術がものすごく発達したのは、
手を使うことが制限されているからなのです。

恵まれないなぁ。。。
と嘆く前に、それによって得ている別の面がないか
考えてみるのといいでしょう。

 

どんな人にも波がある

元気で前向き、超ポジティブな岩本さんですが、
それでも、内心ではかなり波があることが分かりました。

不安になることもあるし、怒りを覚えることもあるし、
落ち込むこともあるし、悩むこともある。

岩本さんも、れっきとした「普通の人間」であることが分かりました。

だからこそ、その乗り越え方を聴けて良かった。
私のような、いたって健康な人間にも、それは通じるわけですから。

 

参加者全員に手書きの「感謝」の文字。

1週間前までは書けなかったそうですが、
練習して、3時間かけて書いて下さいました。

参加して本当によかった。

 

やりたいことに向かって今を全力で生きよう!

★★★★★★★★★★

【編集後記】

あまりにも話がアツかったので、
その後の収録講義でついつい話してしまいました。

TAC入門生の方は、基礎マスター2の実力テスト解説、
楽しみにしていて下さい!

 

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