チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン・秋の振り返り。
第二荷物預かり所~本栖湖一周して第四関門まで。
オラにイイネを
第二荷物預かり所で、
ちょっとゆっくり目の休憩。
着替えて、歯を磨いて、補給して。
カフェイン入りのジェルは、
ここで初めて飲みました。
ここからは、もはや、
カフェイン頼みですw
昨年はこのとき、
死にそうになりながら、
Facebookに投稿してパワーをもらいました。
今回もその作戦を決行。
—
【いつものおねがい】
75キロ通過しました!
あと43キロを6時間!
オラにイイネを分けてくれ〜。
—
この投稿していなかったら、
今回も、完走できていたかわかりません。
見られている
という事実が、これほど強烈に効くとは。
なかなか完走できないウルトラランナーには、
ぜひともSNSの活用をオススメしたい。
無心ゾーン
ここからの5kmほどは、
無心、無心、ただ無心。
目は半開き状態、
2mほど先の地面だけを見て、
ただ無心に足を前に出す。
何かを考えると、つらくなる。
何か考えると、浮かんでくるのは
「つらい」ということだけ。
だから、何も考えない。
耳に流れるメロディーに意識を向け、
視界になるべく物を入れないようにする。
ただ、無心に、
足を前に出す。
もはや、ただの作業。
ベルトコンベア上でひたすら袋詰めをするような。
走ることを、単純作業としてしまう。
そうしないと、心がやられる。
走っているときは、
本栖湖デカッ!ウザッ!
もっと小さくなれよこいつ!
ふざけんな!
としか思えない。
118km参加者のみの区間であり、
前後のランナーの数もガクッと減る。
自分だけしか頼れない。
ここから先は記憶があいまい
本栖湖の周りは、
特に印象に残るものがありません。
走ることだけ。
楽しみは一切ない。
71kmだったらもう終わってるのか・・・
100kmだったらあと20kmか・・・
118kmにエントリーした自分を責め始める。
さらに、
もし完走できなかったらどうしようか・・・
何を言い訳にしようか・・・
別に誰かが困るわけでもないよな・・・
そんな思考も巡り始めてしまう。
明らかにまずい状況です。
なぜなら、
思考は現実化する
から。
とにかく、ネガティブな発想ばかり。
脚も、限界を6回くらい超えている状態。
こうなってしまうと、
1回完走できているからなんとかなる
とさえ思えないんだな。
今回はマジでやばいかもしれない。
そんなことを考えながら、
動かない脚を無理矢理動かす。
貯金がどんどん減っているのが分かる。
この時点で45分です。
そして、この写真を見て、
何かお気づきになっただろうか。。。
多くのランナーの心を折ったであろう
ショッキングな出来事が起こりつつあった。
距離(km) | ラップ |
76 | 18:08.3 |
77 | 06:47.9 |
78 | 06:34.3 |
79 | 06:58.1 |
80 | 06:21.4 |
81 | 06:47.3 |
82 | 07:53.1 |
83 | 08:57.6 |
84 | 07:44.8 |
85 | 08:18.4 |
86 | 07:18.1 |
87 | 09:24.1 |
無心になれていた77~81km区間は、
6分台の良いペース。
その後はかなり落ちています。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日は、なんとか確保した振替便で、釧路へ。
さっそくメチャメチャ美味しい魚などを。
羽田はそこまで混雑していない印象でした。