本を読め!
と誰かに言われたことはありますか?
少なくとも私は、
誰かから強制されたことはありません。
20代半ばになってセミナーや勉強会に行くようになり、
そこからちょっとずつ読み始めている程度。
で、かなりの確率で、講師の方々は
「本を読んだ方がいい」と言っている。
以来、とりあえず気になった本は買って、
とりあえず読んでみることにしています。
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大切なことは、大抵、事後的なもの。
「別れて初めて分かる、恋人の大切さ」
とはよく言ったもので、
私も何度も味わってきています(^^;)
一人暮らしを始めることで初めて、
親のありがたみを知った人もいることでしょう。
大切な人を亡くしたり、大切なものを失ったり。
そうなってから初めて気づくことってたくさんありますよね。
ラーメンを大盛りにして、食べ終わってから、
やっぱやめときゃよかった!!
な~んてのもそうかもしれません汗。
とにかく、事後性をもっているものはたくさんあるのです。
ではもし、事後的にしか分からないことが、
事前に分かるとしたらどうでしょうか?
事前に知っていたら、変えられる結果もあるはずです。
大盛りにしたら後悔するよ~
と、30分後の自分が話しかけてくれたら、
大盛りにせずに済むわけです。
そんな手段が、本を読むこと。
本を読む理由は、
事後的にしか分からないことを事前に知ることができる
から。
だから本を読む。
それだけでいいんだと。
本は、著者の過去の経験が書かれたもの。
経験じゃなかったとしても、著者が考えたこと、
著者が想像したこと、すなわち過去のことが、
書かれているはずなのです。
よって本に書かれていることは、すべて事後的である。
自分では経験し得ないことを、
別の誰かが経験してくれて、
それをシェアしてくれている。
それだけで、本を読む価値があります。
どんな本でも、読む価値があると言えます。
そんなことがとあるところに書いてあって、
合点がいったのでした。
今日も今日とて本を読もう。そうしよう。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日は原稿作成など。