会計士の受験生時代、管理会計論がどうしても苦手でした。
苦手というか、なんともつかみ所がなく、ふわふわした感じで。
分かっているんだか分かっていないんだか、それすらも、
いまいちよく分からない状態でした。
成績も、まったく安定せず。
答練でも、5割だったり、8割だったり、まちまち。
たまたま運良く、短答は突破できたものの、
論文ではそんな状態で通用するはずもなく。
2年目に、なぜ管理が苦手なのか考え直してみたら、単純でした。
向き合ってこなかったから。ただそれだけでした。
「管理会計はセンスだから~」
どこかで聞いたそんな言葉に引っ張られ、
管理会計論に真面目に向き合ってこなかった。
財務会計でできてることが、できていなかったのです。
苦手だった標準原価計算を中心に、
なぜ分からないのか、どうすれば解けるのか、
素早い解法はないか?などなど、色々考えながら、
問題をたくさん解くようになりました。
結果どうだったか。
メチャメチャ伸びたんですよね。
もちろん、1年目からの積み上げの結果でもあるでしょうけど、
向き合い方が変わったことで、大きく変化しました。
センスという言葉で片付けてしまうことなく、
ちゃんと向き合って、たくさん解いて、
たくさん復習しました。
そうすると、得意科目だった財務会計論と同じように、
ちゃんと理解できたし、結果もついてきたのです。
最終的には全国模試で科目の1位を取れるところまで伸びました。
やっぱり、しっかり向き合って、トコトンやるしかないんです。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日は原稿。
夕方に新宿で質問対応したあと、
夜は各チームの主任でMTGでした。
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