非常識の中にも最低限の常識あり。ももクロ非常識ビジネス学。

気づき
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ももクロ非常識ビジネス学を読みました。

ももクロ好きな人もよく知らない人も、
彼女たち(とそのプロデューサーたち)が
どのようなことを考えているか知ることで、
自分のビジネスに活かせることがあるかもしれません。

詳細は読んでいただくとして、
結局のところ、

・非常識が常識になるまで続けたこと
・結果を出したもの勝ちであること

に集約されます。

ももクロが非常識なことをやり続けた結果、
CDも売れずライブも動員数が少なければ、
いまのように有名になっていないわけで、
結果が出るまでやり続けたからビジネスになったしこんな本も出た。
そういうことだろうなと。

松下幸之助さんが言う、
成功とは成功するまでやり続けること
に近いものがありました。

もちろん、アイドル業界の非常識を、
10年にわたって守り続けてきた彼女たちは、
本当に立派だと思います。
ももクロにほとんど興味なかったのですが、
けっこう興味がわきました。

書籍内で、最も印象的だった言葉は、
玉井詩織さん(黄色)のコメント。

私は何も変わってないです。ほかの3人が劇的に成長したから、まったく変わっていない私が、その対比でものすごく変わったように見えるだけですよ

なるほど!
ももクロには、不易と流行の両方が存在している。
だからこれだけ人気が続いているのかもしれない。
黄色さんが不易で、
赤さんピンクさん紫さんは流行。

どれだけ冷静に、
自分とメンバーを客観的に見ることができているのか。
普通のアイドルってこんなこと言えないんじゃ?

そしてもう一つ。
実は、非常識を前面に押し出しているものの、
本当に基礎の部分では、やはり常識を守っている点に、
この本の真髄がありそうです。

たとえば、グループですから、リーダーがいる。
嵐には大野くんがいるように、
AKBには高橋みなみさんがいるように(古)、
グループにはリーダーが必要。

ももクロにも、ちゃんと百田夏菜子さんというリーダーがいますね。
(「ももたかなこ」、でちゃんと変換されるスゲー)

アイドルらしく、ちゃんとライブもやっています。

本当に本当の非常識であれば、例えば、

・リーダー不在
・ライブはやらない
・顔出ししない(GReeeeNみたいに)

とかになるでしょう。

最低限の常識をわきまえつつ、
業界の非常識に挑み、
そしてそれをやり続ける姿勢。
学ぶことがたくさんありました。

気になる方は、読んでみていただければ。

 

★★★★★★★★★★

【編集後記】

今日は短答MTG。
夜は会計士東京会広報委員の新年会でした。

 

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