【Vol.186】超難関国家資格の試験問題も人間が作っている。

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

日曜日に,超難関国家試験が実施されました。受験された方,お疲れ様でした。今回の試験では,あきらかに不備であろうと思われる問題が出題されてしまいました。(おかげで解答作成は翌朝までかかりました。トホホ。)

国家試験だからちゃんと作られていると思ったら大間違いなんですね。テキトーに作っているわけはないのでしょうが,それもなんだか怪しいです。どの程度校正をしているのか,何人でチェックしているのか,作成期間はどれくらいなのかは我々にはまったく分かりません。受験生の人生をかけた大事な大事な試験において,答えが出ないような問題を出題するのは本当にやめてほしいですね。

と,ここでいくら叫んでも変わらないでしょう。ということは,答えの出ない問題(以下悪問)が出題されることを前提に試験に臨むこと,これが大切になってきます。

国家試験だから,さぞかし練りに練られた良問が出題されるはずだ!と思って試験に臨んでしまうと,今回のような悪問が出題されたときに,対応不能になってしまいます。良問なはずだから,答えが出ないわけがない!なんとしても答えを出してやるぞ!と,ムキになって答えを出そうとしてしまう。がんばった結果,答えが出ない。そうすると,無駄な時間をかけてしまったことになり,解くべき他の問題に手を付けられないまま終了となってしまう恐れがあります。何十問もあれば,その中には良問もあれば悪問もあるわけです。悪問に引っかかり,良問を解く時間が無くなってしまうのは非常に面白くない。

ちょっと意味合いは違うかもしれませんが,「悪問は良問を駆逐する」とでも言いましょうか。悪問によって良問が見えにくくなってしまう。それでは合格は遠のく一歩ですから,やはり悪問の存在を否定せず,悪問は出題されるという前提を置くと良いですね。それで悪問が出なくても,それはそれで良しなわけです。

 

世の中自分の思い通りには行かない。

信頼できるものなど実は少ない。

物事に絶対は無い。

人間はミスをする。

 

ということを改めて学ばせていただきました。

 

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

複利のような人生を。

 

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