メガネ会計士を名乗ってます。
たいていメガネをかけているからなのですが、
実は、世の中の全ての人が、
何らかのメガネをかけているのではないでしょうか?
サングラスをかければ、
景色は薄暗くなります。
その世界に、光はありません。
ブルーライトを強力にカットしたメガネをかけたことがあれば
おわかりになると思いますが、
けっこう景色の見え方が変わります。
黄色っぽく、茶色っぽく見えるようになります。
赤いレンズを通して見れば赤く見えるし、
黄色いレンズを通して見れば黄色く見えるし、
青いレンズを通して見れば青く見えるし、
ピンクのレンズを通して見ればピンクに見えます。
同じように、世の中をどう見るか、どう見えているかは、
人によって全然違うのです。
満員電車に乗って毎日通勤している人の中には、
それが社会人として当たり前だよね、と思っている人もいる。
一方で、満員電車なんて乗らなくても、
立派に働くことができるよね、と思っている人もいる。
見ている景色が違うだけです。
見ている世界が違うだけです。
言い換えると、当たり前の基準が違う
ということになるのではないでしょうか。
何を当たり前と思っているか=どういう世界に生きているか。
満員電車を当たり前と思っているのか、
あるいはタクシー移動が当たり前と思っているのか。
年収は400万が当たり前と思っているのか、
あるいは3000万が当たり前と思っているのか。
お金は汗水垂らして稼ぐのが当たり前と思っているのか、
あるいは頭を動かして稼ぐものと思っているのか。
当たり前の基準の違いが、見えてる世界の違いを作っています。
どちらがいいとか悪いとかではありません。
しかし、知っておくべきなのは、
「自分がかけているメガネのレンズが何色かは、自分では気づけない」
ことです。こわいですねぇ。。。
知らず知らずのうちに、赤いレンズのメガネをかけているかもしれないのです。
自分が、この世界は真っ赤である!
と言い張っても、別の人にとっては黄色い世界だったりします。
良いも悪いもなく、ただ、そうなっているのです。
そうなっているという事実を踏まえずに
他人とコミュニケーションをとっても、
うまくいくはずがありませんよね?
相手も自分と同じ世界を見ているはずだ!
と思いこんでいるわけですから。
まずは、世界の見え方は十人十色である、
という事実を受け入れるところから始めてみましょう。
生きるのがだいぶラクになることでしょう。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日は五反田で仕事です。
その後水道橋で原稿予定。
【睡眠記録】
24:00~7:00