2017年10月8日の日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)完走しました。
振り返りの記事を書いていきます。
第25回ハセツネCUP完走レポート②~気になる装備品、持ち物~
第25回ハセツネCUP完走レポート④~スタートから入山峠まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑤~入山峠から醍醐丸まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑥~醍醐丸から浅間峠まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑦~浅間峠から三頭山まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑧~三頭山から月夜見駐車場まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑨~月夜見駐車場から大ダワまで~
今日は大ダワから大岳山までの様子を。
大岳山の直前、えげつないっす。。。
★
補給箇所を思い出す、が。
水を補給できる箇所が、月夜見駐車場以外にもあります。
コース上の水場は、①月夜見第2駐車場(1.5リットル以内)、②大岳山荘(約200m先、自然水)、③綾広の滝・上部(御岳山から1.5km手前、自然水)、④御岳神社(自然水)の4カ所のみとします。
とサイトにあるとおり、公的な補給箇所以外に、
自然水が3箇所あるのです。
結果的に、そのうち2箇所はどこにあったのか不明でしたが(^^;)
自然に湧き出てくる水なら飲んでもOK。
さすがはハセツネです。
ちなみに当然、自販機で買うのはNGです。
何カ所かあったような気がしますが、買わないようにしましょう。
補給できる箇所は、仙人に試走で教えてもらっていました。
それを、月夜見駐車場で補充したあと思い出します。
その箇所を、てっきり、
大ダワ付近だと勘違いしていました。
下り終えたあたりだよなぁとなんとなくの記憶で。
大ダワあたりだった気がする!
と、大ダワの前に水をがぶっと飲み干します。
ついでにポカリの500ml側にも、
水入れちゃえばいいや、と、
少し早めのペースで飲んでいきました。
しかし。
いつまで立っても水場が出てきません。
大ダワに向けて、下っても下っても。
ぜーんぜん出てこない。
やばい。
見逃したかな?
大ダワを越えても、出てこない。
あるはずの水場がない。
これは致命的です。
もう、水分補給できる場所はありません。
ポカリがあと700mlくらい。
まだ、20kmほど残っています。
補給戦略の練り直しです。
これは、きついですよ。
ただでさえしんどいのに。
ほとんど頭の働かない深夜なのに。
はぁ~、参ったなぁ。
と思いながら、上ります。
大岳山直前は、試走必須
なんとかポカリでしのぎつつ、走ります。
あまり寒さを感じることはありませんでした。
そうこうしているうちに、
ハンドライトの光が、弱くなってきます。
そこで、予備の電池に交換。
危なかった。
単独走では本当に何も見えないので、
ハンドライトがないと、スピードに乗れません。
明かりを取り戻し、また走ります。
レース後半は、止まっていたとき以外は、
誰にも抜かされていないはずです。
間違いなく、前月の300km走の効果。
そしてもう一つは、試走していたから、でしょう。
大岳山の直前、このコースでもっともきつい上りがあります。
傾斜ももちろんですが、岩場なのです。
岩をよじ登ります。
かなり危険です。
これを事前に知っていたのは大きい。
もし知らない状態であの岩場に辿り着いていたら、
心が折れていたこと間違いなしです。
心の準備ができていたので、
ひるむこと無くスムーズに上りきることができました。
それにしてもきつかったですけどね。
いつになったら終わるの!!!!
と叫びそうになるくらい。
4時12分。
スタートから約15時間で大岳山に到着です。
チップスターとプリングルス、
ばかうけとビスコを食べ、
少なくなったポカリと残っていたコーラをチビチビ補給。
ここからはきっつい上りはないはずです。
あとは水切れを起こさなければ、完走できる!
完走レポート⑪に続く。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日は某打ち合わせ。
渋谷へ移動しこれから収録です。