世の中が、人に気を遣う人だけであればどうなるか。
おもてなしをしたい人だけが集まったらどうなるか。
たとえば何人かで談笑中、
テーブルの飲み物がなくなって誰かが取りに行かなきゃいけないとき、
「あっ、気にせずどうぞ話し続けてて下さい。私が取ってきます」
と全員が席を立って全員で飲み物を取りに行くことになる。
みんながみんな、人のグラスの飲み物の量をいちいち気にしていたら、
盛り上がる会話も盛り上がらない。
気付いた人が気付いたときに注いであげればいい。
良い意味で気を遣わないというか、
良い意味で人にお願いできるというような、
そんな人がいたっていいではないか。
むしろそうじゃないとうまくいかない。
おもてなししたい人は、
おもてなしされたい人がいて初めて、
おもてなしをする喜びを感じられるのだ。
それぞれにそれぞれの役割がある。
それぞれにそれぞれのやり方があるのだ。
勉強だって、みんなが同じやり方である必要はない。
過去問重視もいいし、テキスト重視でもいいし、
問題集重視でもそれはそれでいいであろう。
大事なのは、自分で考えて決めること。
自分自身が納得していること。
どんな役割に回るにしろ、
どんな方法で勉強するにしろ、
納得感がなければどこかで限界が来る。
納得いかない部分があるなら、
なぜ納得がいかないのか考えてみる。
納得いくまで考える。
考えてるだけじゃ行き詰まるから紙に書き出してみる。
そうすると案外スッとうまくいくこともある。
やりたいようにやればいい。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
今日も2コマ収録。
上級講義も後半戦です。
【昨日の1日1挑】
友人宅