高低図の90km以降を見て欲しい。
それより前のアップダウンに目がいってしまい気付かなかったのだが,
ラストに地味に上りがあるのだ。
この地味な上りがすべてのランナーを苦しめることになる。
馬越峠ほど急な上りであれば,
諦めて歩くことが出来るので許せる。
だが緩い上りはそうはいかない。
走ろうと思えば走れる,でも全然進まない。
本当にタチが悪いのだ。
じわじわとランナーの体力と気力を奪っていく。
FFの魔法で言えばポイズンのようなものだろう。
やはり,地味に,緩く上っている。
8割以上のランナーが歩いていた。
ここまでにある程度タイムの貯金がなかったら,
僕は間違いなくゴールに間に合わなかったと思う。
90kmから始まる緩い上りは,身体より心へのダメージが大きかった。
しかも,けっこう長くダラダラと続くのだ。
実にいやらしいコース設計だ。
間違いなくドSの人が設計したに違いない。
あまりにもしんどく,歩いている時間の方が長くなりかけてきた。
このままだと,13時間に間に合わないかもしれない。。。
僕はここから,昨年の灼熱柴又100kmで使った技を使うことにした。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
移動時間に読書ではなく囲碁クエストをするように(^^;)
うまく分けたいところですね。
地下鉄では読書,JRでは囲碁クエストとか。
電波が悪いと接続切れで負けちゃうので。
ないすとぅみーとぅ!