【Vol.168】知識の差よりも意識の差。

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

ものすごくいろいろな知識を持っている人っていますよね。なんでそんなことまで知っているの!?というくらい。

そういう人がいる,ということは,その人が話していたり書いていたりする(すなわちアウトプットしている)わけですよね。でなければ,その人に知識があることがわかりません。アウトプットして初めてインプットがあることがわかるのです。

何かをアウトプットする際には,どれだけ正確な知識が入っているかも重要です。正しいインプットなくして正しいアウトプットはできません。

しかし,どんなに正しい知識があったとしても,それをアウトプットしようという意識がなければ単なる自己満足に終わってしまいます。さらには,きちんとした意識を持っていなければ適当な(誤った)知識をインプットしてしまう可能性すらあります。

 

このようなことを感じるのは,資格試験の勉強を通じて。

まずは講義を受けるなど,正しい知識をインプットすることから始めるのが通常です。専門学校の講義を受けるのであれば誤った知識をインプットしてしまうことはないと思いますが,独学で勉強をしようとする場合には注意が必要です。誤った理解や解釈のまま進めていってしまって,あとで取り返しの付かないことになってしまうリスクもあります。インプットするときにも,意識を一段上に置いて(アウトプットするときのことを考えて)行うのが良いでしょう。これはけっこう難しいのですが,できるようになるとものすごく効率的に勉強できると思います。アウトプットを見据えたインプットをすることを心掛けましょう。

また,資格試験におけるアウトプットとは,最終的には試験本番です。もし知識が豊富な人から合格していくのであれば,長く勉強している人から順に合格していくはずです。しかし,どんなに長く勉強をしていて知識が豊富な人でも,問題を解くときの意識が変なところに向いてしまっていると,変な解答を導き出してしまいます。結果,長く勉強していても合格できない人もいれば,短い期間で合格できる人もいるのです。

試験本番では,限られた時間の中で最高のパフォーマンスを発揮するため(得点を最大化するため)にはどうすればよいのかという意識を持って,問題に取り組めるかどうかが大切です。ここでも,いかにアウトプットするかが大切になってきます。

 

知識の差よりも意識の差で成果が決まる。そう感じることが多いです。

とはいえ,意識の差が知識の差につながっている部分もあります。合格したい!という意識があるから合格するために必要な知識が入ってくる面もあります。ということは,まずは意識を持つ,ということがすべての出発点になっているのかもしれません。

そして,意識を持つということは,興味を持つということだと思います。興味を持てないことに関しては意識が向きませんし,知識も入ってきません。

興味を持てないのであれば,それは自分には向いていないことかもしれませんし,好きではないことなのかもしれません。逆に,興味さえ持てれば,ものすごい勢いで成果が出せるようになる可能性があります。

意識の差=興味の差が,大事になってくるでしょう。

ということで,どんなことにも興味を持てれば良いのでしょうが,それはなかなか難しいと思います。無理して興味を持とうとせず,まずは今興味のあることにとことん取り組んでいけば良いのではないでしょうか。

 

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

継続は人生なり!今日もコツコツいきましょう。

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