なぜ僕が初段を目指すことになり,
なぜたった3ヶ月で初段を取ることが出来たのか。
これから初段を目指す人にとって,
もしかしたら1ミリくらいは役に立つかもしれないので,
備忘を兼ねて書き連ねることにする。
過去の記事は以下からどうぞ。
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その1~きっかけはいつも単純~
たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その2~感覚でいいこともある~
★★★★★★★★★★
一棋生の価値は双方にとって大きい
僕は晴れて初段プロジェクトの一棋生となった。
一期生ではなく,一「棋」生だ。
囲碁だけに,ここにはこだわりがあるらしい。
人は何かを始めるときに,もっともエネルギーを必要とする。
0から1を立ち上げるのが1番しんどいところだ。
この初段プロジェクトは,IGOホールディングスが無事に
離陸できるかどうかを決める大事なプロジェクトになるだろう。
飛行機も離陸時に1番エネルギーを使う。
いったん離陸して軌道に乗ってしまえばラクなのだ。
その離陸の瞬間に立ち会える一棋生の価値は計り知れない。
もちろん受ける側としてもそうだし,受けてもらう側にとってもそうだろう。
IGOホールディングスのメンバーも,
一棋生のために全身全霊で準備してきてくれるはずだ。
ここがうまくいけば,あとは良くも悪くも惰性でなんとかなる。
もちろん,離陸失敗で大破する可能性も否定は出来ない。
だが,それほどのリスクを負わなければ,
それを上回るリターンは得られない。
これが世間の常識である。
一棋生はイノベーター
マーケティングの世界にイノベーター理論というものがある。
この理論では,商品の購買につき,早い順に5つに分類される。
—————————
1.イノベーター(Innovators:革新者):
冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。市場全体の2.5%。
2.アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。市場全体の13.5%。
3.アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者):
比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。市場全体の34.0%。
4.レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者):
比較的懐疑的な人。周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。市場全体の34.0%。
5.ラガード(Laggards:遅滞者):
最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。市場全体の16.0%。
—————————(J-marketing.netより)
一棋生は,間違いなく冒険心に溢れている。
まだ設立間もない会社だし,
社員も全員20代半ば。
しかも,最先端のIT会社とかではなく,
古めかしい囲碁を扱う会社だ。
普通の人は,こんなところに飛び込まない。
どう考えてもおかしいやつに違いない。
僕は,自他共に認める真面目でまともで普通な人間なのだが,
どんな人が集まるのか見てみたい,その思いで申し込んだ。
初段プロジェクト一棋生には,
リアルとバーチャル合わせて11名が集った。
実際,参加しているほぼ全員が変人だった。
会計士や税理士が多かったのも興味深い。
4人あわせて二十六段の最強講師陣
IGOホールディングスは4名で立ち上がった。
メンバーで唯一,大学から囲碁を始めた。
他の3人は幼少期から始めている(いわゆるヒカルの碁の世界)ので,
僕らにとっては1番近い目線のメンバーだ。
0から1を立ち上げることを得意とする。
文筆家でもあり,彼が本気で書いた文章は95%が意味不明である。
WEB担当。
見た目はちょっとこわいお兄さん風だが,
囲碁の打ち方が絶妙でうっとりする。
とんでもなく強く,他の3人でかかっても歯が立たないらしい。
プロと互角に渡り合う実力派。
最近では,踊る碁会所なる面白い活動もしている。
ナイスメガネである。
4人合わせて二十六段というとんでもない化け物たち。
彼らに3ヶ月みっちり指導を受けることになる。
7月11日の第1回リアル教室では,
自己紹介をして今後の流れなど説明を受ける。
そこで出された3ヶ月の課題は,想像を絶するものだった。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
年内の東北出張は今日で終了です。
被災地の復興具合も地域によって様々。
今後も継続して関わっていきます。
【10月走行距離】
74.0km/200km
【1日1挑】
塩竃をラン
うまい鮨勘
ないすとぅみーとぅ!
コメント
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[…] たった3ヶ月で囲碁初段!初段への道程その3~一棋生はハイリスクだが価値は大きい~ […]