今の僕は,リアル
「咳をしても一人」
状態です。
むなしさが部屋に残るのみ。
「咳をしても一人」
と詠ったのは,有名な尾崎放哉さん。
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東京帝国大学(現在の東京大学)法学部を卒業後、東洋生命保険に就職し、大阪支店次長を務めるなど、出世コースを進み、豪奢な生活を送っていたエリートでありながら、突然、それまでの生活を捨て、無所有を信条とする一燈園に住まい、俳句三昧の生活に入る。その後、寺男で糊口(ここう)をしのぎながら、最後は小豆島の庵寺で極貧の中、ただひたすら自然と一体となる安住の日を待ちながら、俳句を作る人生を送った。クセのある性格から周囲とのトラブルも多く、その気ままな暮らしぶりから「今一休」と称された。その自由で力強い句は高い評価を得、代表的な句に、「咳をしても一人」などがある。
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(Wikipediaより)
なんとも豪快な生き方ですよね。
エリート街道まっしぐらかと思ったら,
突然何もかもを捨ててしまう。
僕はいまのところエリート街道まっしぐらとはほど遠い人生ですが,
全てを投げ出してしまうところは,
いつか現実化するかもしれません。
ちなみに彼の誕生日は僕の誕生日の101年と1週間前。
縁を感じざるを得ないですね。
「寝ても寝ても眠い」
今日は,尾崎放哉にあやかって,一句。
「寝ても寝ても眠い」
もう一度。
「寝ても寝ても眠い」
いかがでしょうか。
これ,一見するとネガティブな句に見えます。
寝ても寝ても足りない,もっと寝たい,そんな怠惰な人間が目に浮かぶかもしれません。
しかし,それはまったくの誤解です。
この句は,いくら寝たとしても,眠くなるときは眠くなるのだから,
実はそんなに寝なくていいんじゃないの?
という句なのです。
睡眠至上主義に疑問を投げかけた,
反骨心に溢れ,若気の至りがにじみ出る一句です。
いくら寝たとしても,眠くなるときは眠くなります。
ランチ後などは顕著でしょう。
睡眠時間が3時間でも6時間でも,
お昼には眠くなる。
ならばいっそ3時間睡眠の方が良いのではないかと思うのです。
世の中に「絶対」なんてことは無い!
と言っている人に限って,睡眠時間だけは絶対必要!
と言っていたりする。
これは矛盾なんじゃないかと。
それこそ思い込みの罠にはまっているんじゃないかと。
実際,僕の知り合いにも,
30分とか1時間睡眠で毎日ピンピンしている人がいます。
これが現実なのです。
ということで,本日は,世にはびこる睡眠至上主義に,
あえて疑問を投げかけてみました。
疑問を投げかけてしまった以上,
自分の身体でも,ある程度検証しないといけなくなってしまいましたが汗。
「寝ても寝ても眠い」
記念すべき僕の第一句です。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
ジムでランしようと思ったのですがウェアを忘れたため,
朝っぱらから,家→会社→家→会社の往復(^^;)
それでもまだ朝7時前でしたので,
早起きはやっぱり,気分爽快です。
ないすとぅみーとぅ!