少し前の日経新聞文化欄に、
長崎県で代々に渡って、
三大土人形の1つである「古賀人形」
を作っている方が載っていました。
僕自身、人形とか伝統的なものに、
それほど興味があるわけではありません。
ですが、なぜか「日本の三大土人形」
を覚えてみようという気分になり、
いっちょ覚えてみるか!
と、覚えてみることにしました。
そのプロセスを紹介します。
その場で何十回も復唱
まず、これが超重要だなと。
覚えようと思ったときに、
何回どころじゃなく、十何回どころでもなく、
何十回も、復唱しました。
できれば百回くらい欲しい。
特に、僕は記憶力があまり良くないので、
とにかく覚えると決めたら、
その場で覚えるために、繰り返し復唱します。
声が出せないなら、
目に焼き付けて、目を閉じて思い出す。
これを何十回も繰り返しましょう。
いま覚える!
すぐ覚える!
絶対覚える!
イメージとセットで
日本地図をイメージしつつ、
京都の伏見人形→仙台の堤人形→長崎の古賀人形と、
関西→東北→九州と、
場所を移動させながら覚えました。
知っているものとの関連づけ
これによって、理解を伴った記憶になります。
京都の伏見は、割と覚えやすかった。
伏見は有名ですからね。
堤人形は覚えにくかったので、
堤真一をイメージ。
古賀人形は、いつも走っている古河の漢字違いなので、
それも重ね合わせて覚えてみたりも。
忘れた頃に思い出す
一度完璧に頭に叩き込んだら、
ふとしたときに、
「三大土人形って何だっけ~?」
と思い出す機会を作りました。
日経新聞の文化欄で覚えたので、
最初は翌日の文化欄を読んでいるときに。
そのあとは何回か、
数日後にふと、思い出せるか試してみました。
やっぱり、仙台の「堤人形」が、
一番思い出しにくいな~とか、
古賀人形は古河じゃなくて古賀だぞ!とか、
鳥羽伏見の戦いってのもあったな~とか考えつつ。
それを数回繰り返すうちに、
自然と記憶されていきました。
ちなみに鳥羽伏見の戦いが始まったのは、
僕の誕生日のちょうど118年前でした。
周辺知識も一緒に入れていくと面白いです。
アウトプット
昨日の講義の余談で、この話をしました。
人に話すのはメチャクチャ効果的です。
思い出すというアウトプットとともに、
実際に人に話すというアウトプットを行う。
さらに、今日ブログに書きましたので、
書くというアウトプットもしました。
これはもう、忘れたくても、
なかなか忘れられないはずです。
こんなプロセスを踏んでいくと、
覚えられない!という状況も、
少しは減らせるのではないでしょうか。
お試しあれ。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日はとある企業さんでマネジメントゲーム研修。
夜は池袋の講義。