ヤマザキマリさんのインタビュー記事を読みました。
ヤマザキマリさんは、テルマエロマエの作者です。
ヤマザキさんは海外暮らしが多く、
日本以外の国ではつねに浴槽のない暮らし。それがつらくて、いつも「みんな、湯船に浸からなくて平気なの?」って叫んでいました。
そして浴場の遺跡を見ながら、
「ここに湯が張ってあったら・・・」
と、テルマエロマエのアイデアに
つながったのだそうです。
風呂に入りたい・・・
という渇望があった。
その渇望が、大ヒット作を生んだのです。
言い換えると、湯船の欠如です。
欠乏感といっても良いでしょう。
★
人間は、足りないものを埋めたがる生き物です。
私も、勉強の経験が足りない!
という欠乏感から、
会計士という資格を目指しました。
足りない感は、
何かを得ようとするきっかけになる。
衣食住足りているこの日本において、
欠乏を感じることは多くないでしょう。
だからこそ、もしも、「○○が足りない!」
という欠乏を感じることがあれば、
それを原動力に突き進んでみてはどうでしょうか。
その先に、自分にとっての
大ヒット作が待っているかもしれません。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日は原稿を進めて、
夜は池袋の入門Ⅱの講義。
その後、帰宅前に、
バーテンダースクールに顔を出してきました。