致知2018年5月号。利他に生きる。分かっていてもできないことをどうすればできるようになるのか。

読書
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利他と言えばこの人。

稲盛さん。
いまなお多くの人に影響を与え続けている、
「生きる利他人間」といってもよいでしょう。

 

 

たった一度しかない貴重な人生をとにかく必死に生きていこう

今の自分として歩む人生は、一度しかないんです。
必死に生きずしてどう生きるのか!!!

 

徐々に仕事が楽しくなって・・・毎日いつ寝ていつ起きたか分からないくらい、研究漬けの日々

やっぱり、突き抜けるには楽しさを見出すことが必要です。
これくらい没頭できて初めて、何かを成し遂げられるのでしょう。

 

経営者というよりは、人間として何が正しいか

正しさを追求した人です。

 

信頼も尊敬も置けない上司の下ではどうしても頑張る気になれませんでした

上司は信頼されてこそ。
身に染みます。

 

全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献する

物心両面の幸福っていいですよね。
モノが満たされるだけはなく、心が満たされるだけでもない。
両方満たされてなんぼなわけです。

 

働くということは・・・自分の人間性を高めていくためになくてはならないものです

何のために働くのか?
お金のため?自信をつけるため?
いえ、
「人間性を高めるためです!」
と言ーえたらーいーいーのになーーAhーAhー

 

動機善なりや、私心なかりしか

稲盛さんの有名な言葉の一つです。

 

経営12ヶ条

事業の目的、意義を明確にする

具体的な目標を立てる

強烈な願望を心に抱く

誰にも負けない努力をする

売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える

値決めは経営

経営は強い意志で決まる

燃える闘魂

勇気をもって事に当たる

常に創造的な仕事をする

思いやりの心で誠実に

常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で

稲盛さんは数字も大切にしていますよね。
アメーバ経営が有名。

大切な言葉がびっしり詰まっていて、
毎号毎号、致知は本当に素晴らしい雑誌だと思います。

大事なのは、ただ読むだけで終わらせないこと。

もちろん、読むだけで得られることも多いのですが、
良い言葉を自分のものにできるかどうか
ですよね。

「良い言葉だなー」

と思っても、

「イイコトバダナー」

で終わってしまっている人がほとんどではないでしょうか。
それでは、読んだ次の瞬間にはもう右から左へ流れていってしまいます。

良い言葉に出会ったら、
何度も何度も繰り返しすり込みましょう。

利他が大事なんて、誰でも知っていることです。
でも、利他の精神で働けている人がどれだけいるでしょうか。
ほとんどいないのではないでしょうか。
それは、「イイコトバダナー」で終わっているからです。

ですから、徹底的にすり込むのです。
どこまですり込めば良いのかというと、
その言葉が自分の意思決定基準になるまで
ではないかと思うのです。

 

「早起きは三文の得」

という良い言葉があったとしても、
それが行動に結びついていなければ、
豚に真珠なのであります。

何度も繰り返しすり込み、無意識レベルになる。
すると、朝起きて二度寝しようと思っても、
「早起きは三文の得」という言葉が出てきて、
二度寝せずに起きるという意思決定につながります。

ちなみに最近は、

「二度寝は人生の浪費」
「二度寝するヤツにデキルヤツはいない」
「二度寝は諸悪の根源」

などの言葉を脳内で回しています。
それが事実じゃなくてもいいんです。
あくまでも自分は、そう思うようにしているだけ。
それで自分の行動がよくなればいいじゃないですか。

教養人とは勉強し続ける人間

 

一年の計は穀を樹うるに如くはなし
十年の計は木を樹うるに如くはなし
終身の計は人を樹うるに如くはなし

 

超長期を意識して勉強し続けたいものです。

★★★★★★★★★★

【編集後記】

午前中は上級講義。
そのまま渋谷質問コーナー、新宿質問コーナーを経て、
夜は水道橋校の20目標懇親会です。

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