宇野選手が、
直接対決で羽生選手に勝ちました。
念願叶って、
相当、嬉しいはず。
僕にはその気持ちが分からない。
でも、宇宙がひっくり返るくらい、
嬉しいんじゃないでしょうか。
宇野が、4連覇を達成した。それ以上に初めて羽生を上回った。「ベストの演技じゃなかったけど、どんな形であれ、スケート人生の大きな目標だった。結果はうれしい。ユヅ君(羽生)が出てない全日本で3度優勝しても、正直、日本の誰も気づいてない。僕も日本の誰もが一番うまいのはユヅ君だという思いがある。大きな特別な存在。五輪よりも僕は1度でいいからユヅ君に勝ちたいと思っていた」と素直に口にした。
そして、羽生選手の対応も、
素晴らしかった。
宇野は過去3大会は羽生が不在の中でつかんだ全日本王者、今回は直接対決を制しての全日本王者となった。羽生は宇野に対し「やっと心から昌磨が全日本王者と言えると思う。ずっと僕が休んでいて。もし、戦ったらもっと前に負けていたかもしれないですけど、(今回は)SPとフリーで負けれたんで。(宇野には)胸を張ってこれからも頑張ってほしいと思います。全日本王者って大変だよ。僕もまだ頑張るつもり。一緒にまた引っ張って行けたら。(一緒に)頑張ろうね。おめでとう」と、祝福した。
さらに、若手の台頭に対して、
羽生選手のコメント
見習うところ、それを見て、うまくなっていくところは、いっぱいあると思うので。うれしいことだなと思っています。
ライバルの成長を、
心から喜べる。
本音はどうかは分かりませんが、
喜んでいると信じたい。
美しくないですか。
他人を蹴落とし、
他人から奪い取ろうとする世界じゃなくて。
他人とともに成長し、
それによって業界が発展し、
みんなが幸せになれる世界。
僕は、こういった世界に、
一種の憧れを持っているのかもしれないなぁ。
そんなことを考えた、
フィギュアの全日本選手権でした。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日は、とある視察。
その後、寿司を食べて帰宅。