合格発表のときに、
一緒に公表される、
「出題の趣旨」
ご覧になったことありますか?
一発合格した人は、
一生読むことはないでしょう。
不合格だった方にとっては、
来年も受けることになる試験の出題趣旨が、
書かれているわけですから、
読まない手はありません。
下記、読んでおきましょう。
https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/ronbun_syushi_2019/ronbun_syushi_2019.pdf
一部、科目共通で、
よく出てくる言葉を抜粋してみます。
基本的な知識を確認する問題
基本的な考え方
基本的な理解を問う問題
基本的理解を問うている。
受験生の思考力・応用能力・論述力を試している。
思考力・判断力・論述力を問うている。
思考力・判断力・応用能力・論述力を試している。
視野を広げて受験生が応用できるか否かを問うている。
理解と計算力を問う問題である。
組み合わせて正解を導き出す計算力を問う問題である。
基本的な会計処理を問う
非対称的な会計処理を正しく理解しているか
受験者の思考力および応用力を問うている。
一組の連結財務諸表を作成する能力があるかどうかを確認
連結財務諸表の全体を俯瞰する能力が試されている。
体系的な知識が問われているとともに、適切に問題の所在を説明する能力も問われている。
基礎的な考え方を問う
ケースに関連する基準の理解を問うとともに、受験生の論理的思考力、判断力、
応用能力を問うことを趣旨としている。
こんな感じ。
本当にザックリまとめてしまうと、
基礎力と応用力
これらが必要になるってことですね。
基本的な知識を問いつつも、
それらを使って応用的に考えて論述させる。
それが論文式試験なのです。
そうすると、やることは明確で、
まずは基礎をきっちり固めること。
そして、それらを活かして、
応用する力を身につけること。
言うは易く行うは難し、ですが、
いま自分のやっている勉強が、
基礎の確認なのか、応用力を身につけているのか。
それを意識するだけでも、学習効果は変わります。
基礎力と応用力。
常に意識して論文の勉強に励んでいただければ。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日は原稿。
夜は大先輩のトークイベントへ。