資格試験の直前期によく見られる光景。
ねぇねぇ、今年の試験は○○がアツいらしいよ!!
え~!まじで~!?よし、それ今からメッチャ勉強する!
こんなやりとり、したことありませんか?
私は、あります。
残された時間が少ない直前期、
出そうな論点に絞りたくなる気持ちは分かります。
でも、何かを勉強するということは、
その時間にできたであろう別の何かを
勉強しない、ということを意味します。
機会損失
ってやつですね。
やった論点にだけ目が行ってしまいますが、
それによって失われた他の論点を学習する時間。
それも考慮していただきたいのです。
思いっきり偏った勉強
は、この時期にやるものではありません。
(逆転サヨナラ満塁ホームランを
狙うしか残されていない人は別ですが)
もちろん、多くの受験生が力を入れている論点であれば、
それは力を入れて勉強すべきです。
しかし、偏りすぎるのはNG。
その論点だけで合否が決まるわけではありませんし、
出るかどうかなんて誰にも分かりませんから。
予想は嘘よ(よそうはうそよ)
と、先輩会計士の山田真哉さんが言ってました(回文)。
今こそ思い出したい言葉の一つです。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日は終日テキストの原稿チェック。
夜は千と千尋の神隠しを家族で観ました。
初めて通しで観ましたが、
なかなか面白かったです。