間(ま)は難しい
人前で話すとき、
間(ま)は非常に大切です。
間があるかないかで、
同じ話でもまったく伝わり方が違います。
講師になって12年。
間の取り方については、
苦労してきましたし、
いまでも日々調整しています。
改めて、間って大切だし、
でも難しいよなぁと感じているところです。
特に、人が目の前にいないYouTubeの場合、
まだ、適切な間がつかめていません。
これからも試行錯誤、研究していきます。
この「間」に関して、面白い記述がありました。
間がないのは間抜け
間抜け(まぬけ)
である。
そんなことが書いてありました。
それくらい、間は重要なのです。
話のなかで、間を取らない人は、
まぬけと呼ばれてしまいますよ。
間抜けになりたくなかったら、
しっかりと、間をとること。
話を聴く側は、話をする側よりも、
知識が少ないことが多いでしょう。
よくあるのは、先生と生徒の関係。
先生は100の知識があるけど、
生徒は3の知識しかない。
先生は10分の1に削ったとしても、
まだ生徒にとっては難しいこともあるのです。
ですから、意図的に、
間を活用していく必要があるのです。
考えさせたり、咀嚼する時間を、
しっかり確保してあげましょう。
間がありすぎるのは間延び
かといって、間をとりすぎるのもよくありません。
間の取り過ぎは、
間延び
になってしまいます。
適切な長さで、適切なタイミングで、
間を取ることが大切。
何事にも、適切な分量があるのです。
その分量を見極めるためには、
ある程度の場数は必要でしょう。
12年やってきて、やっとこさ、
なんとなくつかめてきましたけども、
でもやっぱり難しいと感じる。
地道な訓練で、適切な間を取れるように
なりたいものです。
どうせ同じ話をするなら、
ちゃんと伝わった方がいいですもんね。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
昨日は実家へ。
父の墓へ行き、家族と過ごして、
夕方からは祖母の家へ。