論文模試の結果を丁寧に分析して次につなげよう。想定より良かった科目こそ要注意。

勉強法
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結果が悪かった科目を中心に勉強方針を立てるのは、
当然といえば当然のことです。

【会計士論文】模試の結果を踏まえ、ここから8月までの戦略を立てよう。
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もう少し詳細に、
今後への活かし方を考えていきましょう。

 

想定より悪かった科目

事前の予想よりも結果(判定・順位)が悪かった科目について。
これは、もちろん、よくありません。
よくはないけど、このケースであれば、
イヤでも原因をしっかり分析することになるし、
残り期間で必死に埋めようとするはずなので、
結果的にプラスに働くことが多いです。

ですから、想定より悪かったものは、
その結果を真摯に受け止めて、
その原因究明をして、改善する。
悪かった理由がうまく言語化できるまで、徹底的に考える

そうすることで、本試験では、
合格ラインに乗ってくる可能性が実は高かったりします。

 

想定より良かった科目

怖いのは、こっちのほうだったりするのです。

まずは、結果を素直に喜んでよし(笑)
喜びがないと、モチベーションは下がってしまいます。
小さな喜びを、日々の生活の中に見つけられる人が、
受験においては強いですよ。

やる→成果が出る→楽しい→もっとやる→もっと成果が出る→もっと楽しくなる

というループに入ることができれば、
あとは勝手に合格に向けて進んでいけます。
結果が良かったら素直に喜ぶ姿勢は、大切です。

その上で。
想定より良かったからといって、
全面的に喜べるかというとそうでもありません。

想定よりも結果が良かったということは、自分の実力と、
ライバルたちの実力を、正確に把握できていないということの
裏返しでもあります。

本試験で足をすくわれるのは、
こういった科目のことが多い。
(私の監査論のように・・・(^^;))

想定よりも良かった科目についてこそ、
慎重になる必要があります。

なぜ結果が良かったのか?
他の受験生はなぜ出来ていなかったのか?
どこにこの得点の根拠があるのか?
なぜ、事前予想はもっと低かったのか?

納得いくまで考えてみてください。

 

想定通りかつ判定よし

理想はもちろん、想定通りで、かつ、
十分合格可能性のある水準であること。

判定でいえばA判定が理想です。
全科目A判定を取ることはかなり厳しいですが、
全体でA判定であれば、今からでも十分に可能。

2回目の模試でそのレベルに達していられるように、
まずは苦手を克服し、コツコツ積み上げていきましょう。

答案が戻ってきたら、即、分析してみていただければ。

★★★★★★★★★★

【編集後記】

昨日は原稿。
夜は池袋講義でした。

 

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