キラリと光る論文答案を書くための法則10。

勉強法
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とある弁護士の方の書籍を読んでいて、
これはそのとおりだなぁと思う部分があったので、
一部抜粋してご紹介しておきます。

矢印の先は、私のコメントです。

1.読みやすい文字

→綺麗な字と汚い字では、印象がガラリと変わります。
最近は論文の採点はあまりする機会はないのですが、
数字の採点をしていてもそう思います。

キレイに書くのが一番!
ですが、私も人のこと言えないくらい字は汚い(^^;)

それでも合格できたのは、「丁寧に」を意識したから。
丁寧に書くクセをつけましょう。

 

2.読みやすい文章

→まずは模範回答を参考にしてみましょう。
読みやすい文章は、シンプルに、簡潔に書いてあるものです。

 

3.正確な条文引用

→せっかく条文を引用しても、
条文番号が間違っていたり、
引用すべき条文が間違っていたら、減点です。

普段から条文をこまめに引用して練習しましょう。

 

4.正確な判例引用

→会計士試験でいえば、企業法ですね。
判例では○○と出ている。
この判例引用をミスると大変です。

 

5.基本的なことを正確に

→これが、難しいんだなぁ。。。
なんだかんだ、ここで一番差が付いている気がします。

これは書けて当然でしょ!
というところがまったく書けていない。
そんな人が意外にも多いのです。

 

6.論理的な文章

→これも難しい。
なにを持って論理的というのか?
模範回答を読み込み、自分なりに見つけて下さい。

「風が吹けば桶屋が儲かる」
なんかは良い例でしょうね。

 

7.流れのよい答案(接続詞をしっかり使う)

→接続詞は私も苦手でしたが、
模範回答を真似しながら、それなりに仕上げました。

使い方を大きく間違えなければ大丈夫でしょう。
前後で同じ内容を述べているのに、
「しかし」とかでつながないように。

 

8.正確な論証

→論証の型はそんなに多くありません。
「三段論法」や、「規範定立→あてはめ→結論」など。

とにかく型を覚えて、
それに当てはめていきましょう。

 

9.問題文にきちんと答えている
10.聞かれたことだけに答えている

→最後の2つはめちゃめちゃ重要です。
いわゆる論点ズレを防ぐために、
ちゃんと問題文を読んで、問われていることに答えましょう。

また、聞かれてもいないことを書くと、
そこでの間違いで減点となるおそれもあります。
無駄に記述しないほうが良いでしょう。

あまりにも解答行数が余ってしまった場合にのみ、
プラスアルファで記述するのはありかもしれません。

上記は、意識しなければ、
まったくできるようになりません。

逆に、意識して練習していけば、
必ず上達します。

文章作成能力が極めて低い私でさえ、
最終的には企業法でも科目合格レベルになりましたからね。

 

これらの書籍は読みやすくてオススメです。

★★★★★★★★★★

【編集後記】

今日はとある大企業にてMG研修の講師。
人前で話すのが苦にならない人なら、
講師という道があって、これはこれでいいですよ~(^o^)
それだけで食えるかなると話は変わりますけど。

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