先日受けていたセミナーで、
日頃の疑問が1つ解決しました。
形を変えて何度もアウトプット
その疑問は、
「どんな質問を受けても適切な本の紹介が即座に出てくるのはなぜ?」
というもの。
時間がなくて困っているんですね、
そんなあなたにはこの本が~
抽象で物事を考えたいならこの本とこの本が~
この本にこんなことが書いてありましたよ~
それならこの雑誌のこのコラムですね~
と、じゃんじゃん出てくるのです。
事前に紹介の準備をしていた書籍もあったはずですが、
多くはその瞬間に思い出しながら出てきた様子です。
で、休み時間に軽く質問してみたところ、
何度も何度もアウトプットしてるから
との回答でした。
まぁ、そうですよね、としか言えませんでした(^^;)
まずは、書いてアウトプット。
書くのも、気になるフレーズをメモすることから始まり、
ある程度の分量の日記の形でのアウトプット、
さらにはメルマガの発信情報としてのアウトプット。
講演やコンサルの場で、話す形でのアウトプット。
その後の質疑応答でのアウトプット。
その後も、ことあるごとにアウトプットしている。
たぶん、5回どころじゃ済まない回数アウトプットしている。
しかも、形を変えながら。
形を変えた複数回のアウトプット。
これが重要なんだなと。
あえて、超訳してしまう
そのままの文言を覚えようとしているわけじゃない
というのがミソ。
1つの本に10万字詰まっていたとしても、
覚えられるものはどうせ3つか5つ。
始めからそう割り切って、一部だけを切り取って、
何度もアウトプットしている。
しかも、文言をそのまま覚えるわけではなく、
前後の文脈や、自分なりの解釈、
なんなら超訳してしまって、
使える形で記憶に残している。
だから、ポンポン出てくる。
自分のものとして覚えられるのです。
(もちろん、本当に覚えておきたい、
身体中に刻み込んでおきたいような言葉は、
そのままインストールすることも必要だとは思います。)
ふとした瞬間に、即座に出てくる言葉を増やすために、
本の内容は自分の言葉で徹底的にアウトプットしまくる。
そうすることで、いつでも取り出せるようになってくる。
ここで力を発揮するのが比喩とか物語なのでしょう。
とにかく、読んで終わりではアカンのです。
受験でもいろいろなアウトプットを試す
まさに受験勉強でも同じことが言えるでしょう。
インプットは講義の1回で済んだとしても、
それをいつでも出せるレベルにするためには、
何度も何度もアウトプットする必要があります。
理想を言えば、形を変えたアウトプット。
読むだけじゃなくて、
書く。
話す。
聞く。
答える。
解く。
想像する。
複数回のアウトプットを複数の方法で何度もこなすと、
いつの間にか定着しているものです。
なかなか定着しない、、、という人は、
一つの方法ではなく複数の方法を試してみては。
★★★★★★★★★★
形を変えたアウトプットを継続して行うことが大切。
その結果、学習した内容が「使える知識」となる。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
五反田で仕事のあと、日大の説明会フォロー。
夜は会援隊の打ち合わせです。