2017年10月8日の日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)完走しました。
振り返りの記事を書いていきます。
第25回ハセツネCUP完走レポート②~気になる装備品、持ち物~
第25回ハセツネCUP完走レポート④~スタートから入山峠まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑤~入山峠から醍醐丸まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑥~醍醐丸から浅間峠まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑦~浅間峠から三頭山まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑧~三頭山から月夜見駐車場まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑨~月夜見駐車場から大ダワまで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑩~大ダワから大岳山まで~
第25回ハセツネCUP完走レポート⑪~大岳山から日の出山まで~
今日は日の出山からゴールまでの様子を。
もう、上りといえるような上りはない。
ひたすら、ひたすら、下るのみ。
★
動かなかった足
日の出が見られない日の出山で最後の休憩を終え、
ラストは約10km。
明るくなってきたし、
思う存分走れるはずでした。
しかし。
けっこう急な下りは、スピードを出せず。
踏ん張りもあまり効きません。
上りより下りのほうが、
脚にずっしりきます。
制限時間内にゴールできることもほぼ確実となっていましたし、
ゆっくりでいいか。。。
と、急な下り階段をゆっくり降りていきました。
山頂より、すこし下ったところで、
太陽が見え隠れしていました。
写真よりも実際は壮観でしたよ。
明るくなってきた感動もありました。
金比羅尾根を爆走
麻生山でちょっと上りますが、
山だったのか?分からないくらいの上り。
「丘」くらいのイメージでしょうか。
ほとんどが下りです。
あと途中一箇所、コースを間違えそうに。
前のランナーが間違えて、ついて行きそうになりましたが、
その地点で止まっていた人に教えてもらい助かりました。
金比羅尾根をひたすら下ります。
最初は、もう残りはゆっくり走ろうかと思っていました。
なかなか思ったよりペースも上がらず、
楽しくゴールできればいいかな~と。
金輪際まっぴらでオネシャス!
の略で金比羅尾根だと思うくらい、
走りたくないと一瞬思ったりも。
もう16時間も走ってきてますからね。
この時点で、私にとっての連続運動時間、
過去最長を記録しています。
(それまでの最長はバラモンキングの14時間。
ランのみでは柴又ウルトラの13時間半。)
金比羅尾根。
明るくなって、走るのには気持ちいい。
16時間走ってきた身体の状態で無ければ(^^;)
日の出山を出てから30分くらいはチンタラ走っていましたが、
だんだん、勢いが出てきました。
たぶん最後に飲んだコーラのカフェインが、
ここにきて効果を表し始めたのでしょう。
ぐんぐんペースが上がっていきました。
ランナーをとにかく抜きまくります。
やはり、まだ脚は残っていました。
月間300km、おそるべし。
ここにきて、ガチ走りしているランナーは、
ほぼいませんでした。
ジョグ程度のペースでみんな走っています。
★
残り5kmの表示が途中にあり、
そこで時計を見ると、6時30分でした。
頑張れば、7時までにゴールできるかもしれない。
そこでまたスイッチが入りました。
もう1段、いや10段、ギアを入れます。
ほぼ全速力です。
前を走るランナーが、後ろから迫り来る奇妙な足音を聞き、
50m手前くらいから道を譲ってくれます。
それくらい激しい着地音を立てて、ガンガン進みました。
自分でも、よくこんなに速く走れるなぁ、
と思うくらいのペースです。
まだまだ山の中なので、
足元は決して良いとは言えません。
滑りそうになる場所もありますし、
かなりジャンプしなければならないところも。
きっとトップランナーはこんな感じで、
最初から最後までピョンピョン跳んでるのでしょう。
まったくペースが落ちる気配もなく、
残り2kmの表示であと15分ほど。
ラストはロードに出て、
さらにペースも上がります。
同じように7時までにゴールしたいランナーが前にいて、
彼らもかなり速いペースでした。
それをかわしながら、ひたすら進みました。
なんとか間に合いそうです。
交通整理のボランティアの人たちに挨拶しつつ、
これまで走ってきた18時間を思い出・・・
す余裕もないくらい必死にスパートして、
ごーーーーーー-るううーーーーー!
やりました。
完走です。
よくやった!
結果的に目標より2時間早くゴールできました。
豚汁が身体に染み渡るぅうううううう!
完走レポート⑬に続く。
あとはまとめっぽいことを少々。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
雨で寒い土曜日です。
たまにはおとなしくしておきましょう。
Amazonバーに行きたひ今日この頃。
コメント
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