5km~20kmまで,15kmにもおよぶ長い上り。
走れないことはないけど,ずっと走り続けるのはかなりしんどい,それくらいの坂道だ。
歩いたり走ったりを繰り返しながら,着実に進む。
上りこそ,力の抜きどころだ。
つらいときほど,肩に力がはいりがちである。
でもそれがかえってパフォーマンスを低下させてしまう。
しんどいときは,諦めて歩いてしまっても良いのではないだろうか。
まだ先は長いのだから。
100kmを通じて最高のパフォーマンスを発揮出来れば良いのである。
上りでは極力エネルギーを使わないこと。
これが野辺山完走の一つのポイントだ。
コース最高地点。
空気は間違いなく薄いのだろうが,このときはあまり感じていなかった。
下りの砂利道は,上り以上にしんどい。
スピードは確かに出る。
出るのだが,足の裏への衝撃がとてつもないのだ。
僕はいつもと同じシューズで走ったので,底が薄くなっているから余計にしんどい。
初心者の方は,前半はトレイルシューズで走ることをオススメする。
ストレスなく砂利道を下れるだろう。
とはいえ,サブ3.5を出したのと同じシューズでもなんとかなったので,
そこまで神経質になる必要もないのかもしれない。
総じてエイドは充実していた。
ときどきこのようなフルーツ天国もある。
いちごもぶどうもとっても美味しかった。
下り砂利道が終わると,舗装された下りに。
ここは思い切りスピードが出せる。
どんどん抜くことが出来た。
ここまでで無理をしていると,スピードに耐えられる脚の力が残らない。
僕は適度に力を抜いていたので,ここぞとばかりにペースアップ。
5分/kmを切るときもあった。
25kmくらいでは,まだまだ余裕の表情である。
★★★★★★★★★★
【編集後記】
TOC(制約理論)は,考え方として非常に面白いです。
もう少し学んでみよう。
ないすとぅみーとぅ!