いつもお読みいただきありがとうございます。
日経ビジネスで,スーパーホテル会長の山本梁介さんが仰っていた話を紹介します。
「スーパーホテルは,安全,清潔,快眠の3点にはお金をかけて,その他は大胆に切り捨てる」
ということをしているとのこと。
安全,清潔というのはホテルである以上は絶対に外せないポイントではありますが,もう一つ,快眠にも焦点を当てていますね。
ビジネスマンが顧客の中心であり,ぐっすり眠れるということを追求したのです。
他にも,チェックアウトが不要ですぐに出発できるシステムもスーパーホテルが発祥みたいです。
チェックアウト時間はけっこう他のお客さんとかぶるので,待たされた経験のある方も多いと思います。
それを解消したのです。
顧客にとっての満足は何か,徹底的に考えた結果だと思います。
さらに,顧客の要望を深く深く満たしつつも,顧客満足に直結しないところは大胆に切り捨てる。
そうすることで,より強みが際立つわけです。
なんでもかんでも提供する総合サービスにも魅力はありますが,それは大資本を持つものだけに許されること。
我々個人が成功するためには,スーパーホテルのように,切るべき所は大胆に切ることが必要なのではないでしょうか。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
複利のような逓増人生を。