【Vol.213】Fはパワーなり。

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いつもお読みいただきありがとうございます。

 

週末ダイビングMGに参加しました。昨日はダイビングの話でしたので今日はMGのお話。

毎回,参加するたびに新しい気付きがあり,本当に価値のあるゲームだな~と思います。勝ちやすい方法はゲームを重ねていけばだんだんわかってきますが,それでも必ず勝てるわけでもないのです。参加している人にもよりますし,めくるカードによっても変わってきます。まさに現実世界を表していて本当に面白い。

でも,まったく現実世界と同じでないところも良いのです。現実世界はとてもとても複雑ですが,それをゲームにそのまま落とし込んでしまうと難しすぎて誰も付いてこられなくなります。ですから,非常にシンプルに本質部分だけが抽出されているのです。

そんなMGでは,一般的な会計用語は使いません。すべて記号で示します。P,V,Qなどいくつか出てきますが,その中に「F」があります。

FというのはFixedcost(フィックスドコスト)の頭文字で,固定費を意味します。固定費と聞くと,どんなイメージが沸きますか?多くの人の固定費に対するイメージは,おそらく悪いものであるはずです。リストラだとか,投資の抑制だとか,採用数の縮小だとか,なるべく固定費は削減した方が良いという風潮が世の中にはびっこっていますね。

FというのはFixedcost(フィックスドコスト)の頭文字で,固定費を意味します。固定費と聞くと,どんなイメージが沸きますか?多くの人の固定費に対するイメージは,おそらく悪いものであるはずです。リストラだとか,投資の抑制だとか,採用数の縮小だとか,なるべく固定費は削減した方が良いという風潮が世の中にはびこっていますね。

確かに削減すべきFもたくさんあります。会社のお金で無駄に飲み食いしたり,社員が嫌がっているのに無理矢理社員旅行を実施したり,使いもしないのに大量に備品を購入してみたり。こういったFは会社の儲けにつながらないことが多いですから,使い方を見直して削減すべきでしょう。

しかし,FはFでも使うべきところにはしっかり使わないと会社がしぼんでしまいます。例えば人件費。人は最大の資産であるとも言われるように,人がいなければ会社は回りません。それを経費削減のためにカットしてしまったら会社のパワーが失われます。あるいは広告宣伝費。広告をやめてしまえば儲けが減少してしまうかもしれません。何でもかんでも固定費削減すれば良いというものではないんですね。

かけるべきところにはしっかりとかける。これが本来のFのあるべき姿です。全然儲からないな~と思ったら,まずはFの使い道を見直したり,削ってしまったFの中に削ってはいけないものが含まれていないか点検してみてはいかがでしょう。Fはパワーなり!by西順一郎先生

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

複利のような人生を。

 

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